限度の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
限度
【読み方】
げんど
【意味】
そこまでと限られている程度。認めうる範囲の、ぎりぎりのところ。かぎり。
いわば、ちょうど良いところ、それ以上はオーバーしてまうっていう境界線のことかいな。それを超えると、トラブルのもとやから気をつけなあかんってことやね。
【語源・由来】
「限」は「区切り。かぎり。」
「度」は「ほどあい。」
【類義語】
期限、限界、有期、際限
【対義語】
無限
限度(げんど)の解説
「限度」という言葉はね、物事が許される範囲や度合いの最も遠い点、つまり「ここまでだよ」と決められた線を意味しているんだ。簡単に言うと、「ここまでならOKだけど、これを超えたらダメだよ」という最大限に許される範囲のことなんだよ。
例えば、「我慢にも限度がある」というのは、人が耐えられることにも上限があって、その上限を超えたらもう耐えられない、という意味だよ。がんばって我慢するけど、あまりにも辛いことが続くと、「もう無理!」と感じるポイントがあるってことなんだ。
また、「限度を超える」というのは、許される範囲や度合いを超えてしまうことを意味しているよ。たとえば、遊ぶ時間が長すぎて勉強の時間がなくなってしまったりすると、遊びの「限度」を超えてしまったってことになるんだ。
さらに、「融資限度額」という言葉は、銀行から借りられるお金の最大の額を表しているよ。これは、「この額までならお金を貸してあげられるけど、それ以上はダメだよ」という銀行の決めたルールを示しているんだ。
だから、「限度」という言葉は、何かをするときに「ここまでなら大丈夫だけど、これ以上はダメ」という最大限許される範囲や境界線を示しているんだね。
限度(げんど)の使い方
限度(げんど)の例文
- 預金高を限度に融資します。
- 我慢するにも限度というものがある。
- クレジットカードの限度額を低めに設定する。
- 限度を超えて酒を飲んで、ひどい目にあう。
- 健太くんの欲望には限度がない。
限度の文学作品などの用例
「限度」と「限界」の違いを解説
「限度」に似ている語に「限界(げんかい)」があります。
「限界」は、「物事の、これ以上あるいはこれより外には出られないというぎりぎりの範囲、境。限り。」という意味です。
「限度」も「限界」も、これ以上はないというぎりぎりのところをいいます。
「疲労が限界に達している」「疲労が限度に達している」というように、同じように使われます。
しかし「限界」は、これ以上は無理という意味が強く、「限度」は、あらかじめそこまでと限られている程度という意味が強い点が違います。
対して、「限界」は、物事がこれ以上進めない、または変更できない最も遠い境界を示しているんだ。つまり、もうこれ以上は無理、という点を「限界」と言うんだよ。
一方で、「限界」ってのは、「もう、これ以上はダメや」っていうギリギリの線やな。スポーツでいうところの、もう一歩も動けんって状態やろ。結局、どっちも「ここまで」っていう境界線の話やけど、「許される範囲」か「これ以上無理」かで使い分けるんやな。
つまり、それ以上は行き過ぎてしまう、「ぎりぎりのところ」という意味があるんだよ。