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「追伸」の意味と使い方や例文!「追記」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
追伸

【読み方】
ついしん

【意味】
手紙などで追記の文。また、そのはじめに書く語。追而書(おってがき)。なおなお書き。追啓。追白。

【語源・由来】
後から加えて申すの意。

【類義語】
二伸、再伸、追って書き

追伸(ついしん)の使い方

ともこ
健太くん。手紙を書いているの?
健太
そうなんだ。おばあちゃんに近況を報告しようと思ってね。あっ。書き終わったのに、書き忘れたことがあったぞ。
ともこ
そういう時は、追伸って書けばいいのよ。
健太
なるほど。追伸って便利だね。

追伸(ついしん)の例文

  1. 追伸としてひと言書き添える。
  2. 手紙に追伸をつける。
  3. 追伸に手紙の核心が書いてあった。
  4. 手紙の最後に追伸があった。
  5. 追伸に、桜が咲いたことが書いてありました。

「追伸」と「追記」の違いは?

追伸」に似た語に「追記(ついき)」があります。

追記」は「あとから付け足して、本文のあとに書き加えること。また、その文句。」という意味です。

【例文】

  1. 報告書への追記
  2. DVDにデータを追記する。
  3. 契約書に但し書きを追記する。
【両語の違い】

追伸」・・・手紙などで書き足したいことがある時に使う。
追記」・・・本文に付け加える文章。

追伸」は手紙で使われ、必ず相手がいます。「追記」は手紙以外で使われ、相手がいない場合がある点が違います。

追伸」と「追記」は似ていますが、使う場面や、相手の存在の有無が異なります。