【二字熟語】
豪胆
「剛胆」とも書く。
【読み方】
ごうたん
【意味】
胆力がすわっていること。おそれず沈着なこと。大胆。
【語源・由来】
「豪」は「つよい。たけだけしい。勢いがさかんである。」
「胆」は「きもったま。度胸。」
【類義語】
大胆、不敵、豪放
【対義語】
臆病
豪胆(ごうたん)の使い方
昨日、火事で逃げ遅れたおばあさんを助けたんでしょ?
ちょうど塾の帰りだったんだよ。助けることができてよかった。
火の中に飛び込むなんて、健太くんは評判通りの豪胆さね。
おばあさんの声が聞こえて、いてもたってもいられなかったんだよ。
豪胆(ごうたん)の例文
- 健太くんは豪胆な若者だ。
- 豪胆な登山家である健太くんは果敢にも冬山に登る。
- 健太くんの先祖は豪胆な武士だった。
- ともこちゃんは儚げに見えるけれども、実は豪胆です。
- 健太くんは豪胆な鉄の心臓の持ち主だ。
豪胆無比(ごうたんむひ)とは?
「豪胆」は「豪胆無比」という四字熟語で使われることがあります。
「豪胆無比」とは他に比べるものがないほど度胸がすわっていて、物に動じないで思い切った行動をとること。
という意味です。
「無比」は比べるものがないことという意味です。
【例文】
- 豪胆無比な健太くんは余命宣告を受けても顔色を変えなかった。
- 健太くんは豪胆無比の偉丈夫だ。
- 豪胆無比なともこちゃんは少々のことでは動じない。