【二字熟語】
剛腕
「豪腕」とも書く。
【読み方】
ごうわん
【意味】
①腕力が強いこと。特に野球で、相手打者を押さえる力のある投手にいう。
②比喩的に、処理しにくい仕事を強引にでも片付ける能力のあること。やり手。
【語源・由来】
「剛」は「つよい。かたい。かたくてつよい。」
「腕」は「はたらき。」
【類義語】
敏腕。すごうで。うできき。
剛腕(ごうわん)の使い方
日本野球界にすごいピッチャーが現れたね。
彼は高校のころから剛腕投手として有名だったのよ。
昔から有名だったんだね。
いつかメジャーリーグで投げるのが夢なんですって。
剛腕(ごうわん)の例文
- その政治家は剛腕で鳴らしている。
- 経営者として剛腕をふるう。
- 彼は高校球界屈指の剛腕投手だ。
- その手腕から剛腕社長と呼ばれている。
- 剛腕を遺憾なく発揮して再開発を推し進めた。
「剛腕」と「豪腕」の違いは?
辞書で「ごうわん」を調べると、「豪腕・剛腕」と書かれています。
なので、意味や使い方は同じです。
厳密に言うと、
「豪」・・・つよい。たけだけしい。勢いがさかんである。なみはずれる。力や才知のすぐれた人。
「剛」・・・つよい。かたい。かたくてつよい。
というように、「豪」には才知のすぐれた、なみはずれる、勢いがさかんという意味があります。「剛」にはありません。
しかし、一般的に「豪腕」「剛腕」ともに、区別なく使われます。