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「節操」の意味と使い方や例文!「節操がない」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
節操

【読み方】
せっそう

【意味】
節義を堅く守って変えないこと。自分の信じる主義・主張などを守りとおすこと。みさお。

【語源・由来】
「節」は「言動にけじめをつけてはみ出ないこと。」
「操」は「心構えをしっかりもつこと。みだりに変えない志。」

【類義語】
忠節

【対義語】
無節操

「節操がない」とは?

節操」は、「節操がない」という表現で使うことがあります。

節操がない」は、信念がなく主張がすぐに変わることをいいます。

【例文】

  1. 健太くんの行動には節操がない
  2. ともこちゃんは、節操がない調子に乗りやすい人間だ。
  3. 健太くんは、平気で約束を破るし薄情で節操がない

節操(せっそう)の使い方

健太
日本人って、お正月は神社に行って、クリスマスは教会へ、お葬式はお寺にって節操がないよね。
ともこ
最近ではハロウィンやイースターもあるわね。
健太
日本人としての誇りがないのかな。
ともこ
柔軟ともいえるわよ。

節操(せっそう)の例文

  1. 転職先の会社を天秤にかけるとは節操がない。
  2. 当今の学者は節操がない。
  3. 健太くんは本当に節操がない男だ。
  4. あの監督の作品のジャンルは幅広く節操がない。
  5. 離婚してすぐに再婚とは節操がない。