御意の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
御意
【読み方】
ぎょい
【意味】
①貴人や目上の人などを敬って、その考え・意向をいう語。お心。おぼしめし。
②目上の人に対して、同意・肯定を示す返事の言葉。ごもっとも。おっしゃるとおり。
2つめは「うん、その通り、分かりました!」みたいな、同意の意味で使われるんやな。目上の人に対しての敬意を表す言葉なんやな。すごく大切な言葉やね、これは。
【語源・由来】
「御意のとおり」の意から。
【類義語】
分かりました、仰せの通りに、その通り
【対義語】
叛意
御意(ぎょい)の解説
「御意」という言葉はね、二つの意味があるんだよ。
1つ目の意味は、貴人や目上の人を敬うときに、その人の考えや意向を表現する言葉なんだ。たとえば、王様や偉い人の考えを尊重して「御意にかなう」というふうに使ったりするんだよ。この「御意」は、その人の心の中の思いや考えを表しているんだ。簡単に言うと、大切な人の意見や考えってことだね。
2つ目は、もう少し特定の状況で使う意味なんだ。「御意のとおり」という表現から来ていて、目上の人に対して、同意するときや、その意見が正しいと思ったときに返事として使う言葉だよ。例えば、上司や先生が何かを言ったときに、それに賛成するときや、その意見に全く異論がないときに「御意にござります」と答えることがあるんだ。これは「おっしゃるとおり」とか「ごもっとも」と同じようなニュアンスで使われることが多いよ。
だから、「御意」という言葉は、大切な人の意見や考えを尊重する時や、目上の人に同意や賛成を示すときに使われるんだね。
御意(ぎょい)の使い方
御意(ぎょい)の例文
- 御意を得たく存じます。
- 御意にござります。
- 御意に召す。
- 御意に入る。
- 王様の御意にかなう。
御意の文学作品などの用例
「御意」と「了解」の違いを解説
「御意」に似ている語に「了解」があります。
「了解」とは
1 物事の内容や事情を理解して承認すること。了承。(例:了解が成り立つ。来信の内容を了解する。)
2 《(ドイツ)Verstehen》ディルタイ哲学で、文化的、歴史的なものを生の表現とみなし、その生を追体験によって把握すること。理解。
という意味です。
「御意」が目上の人に対して、同意・肯定を示す返事の言葉であるのに対して、「了解」は自分と同等か自分より目下の人に対して理解して承認することを示す言葉です。
一方で、「了解」は、内容や事情を理解し、それを承認するときに使う言葉で、広く一般的な場面で使われるんだ。
一方、「了解」は、もっと日常的に「わかった!」「オッケー!」みたいな感じで使う言葉やな。要するに、「御意」は格式のある場面、そして「了解」はもっとざっくばらんな場面で使われるんやな。
2つ目は、目上の人に対して、同意や肯定を示す返事の言葉として使われるんだ。