「推挙」の意味と使い方や例文！「推薦」との違いは？（類義語）

【二字熟語】
推挙

【読み方】
すいきょ

【意味】
ある人をある官職・地位・仕事などに適した人として推薦すること。

【語源・由来】
「推」は「用いてもらうように人を後おしする。」
「挙」は「多くのものの中から取り上げる。」

【類義語】
推薦

推挙（すいきょ）の使い方

文化祭実行委員長に健太くんが推挙されていたわよ。

何で僕が。

担任の先生が、ぜひ建太に責任のある仕事をさせたいって推挙したみたいよ。

責任重大だな。

推挙（すいきょ）の例文

1. 異例のはやさで会長に推挙される。
2. 横綱に推挙される。
3. ともこちゃんを委員長に推挙する。
4. 圧倒的な才気を見せ部長に推挙されている。
5. 健太くんを推挙した理由は彼の正直さです。

「推挙」と「推薦」との違いは？

「推挙」に似ている語に「推薦」があります。

「推薦」は
①人をその地位・名誉に適している者として他人にすすめること。推挙。（例：委員長に推薦する。推薦状。）
②よいものとして人にすすめること。

という意味です。

「推挙」と「推薦」は「ある人、物、事を採用されるように、他人にすすめること。」という意味は同じです。

「推薦」にある、「よいと思われる人やものを他人にすすめること」という意味が「推挙」にない点が異なります。