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「拝察」の意味と使い方や例文!「拝察いたします」のビジネスでの使い方は?(類義語)

【二字熟語】
拝察

【読み方】
はいさつ

【意味】
察することの謙譲語。

手紙文や挨拶などで用いられる。
「拝察」は自分の行為について使う。自分や自分の身内以外の人に使う場合は「ご賢察」「ご高察」という言葉を使う。

【語源・由来】
「拝」は「自分の動作に添える謙譲語。」「察」は「おしはかる。思いやる。」という意味。

【類義語】
嘆願、哀願、切願、懇望、懇請、泣きつく、熱願、要請、すがりつく

「拝察いたします」のビジネスでの使い方は?

拝察」を用いた言葉に「拝察いたします」があります。

拝察」は「推察すること」の謙譲語でかたい言い回しなので普段の会話ではあまり用いられません。また「拝察」にはすでに敬意が込められているので「拝察」には「お」「ご」つけません

  • 拝察する
  • 拝察します
  • 拝察いたします

のように用います。

ビジネスメールや手紙の挨拶文、そしてお悔やみの言葉などに「拝察」はよく使われます。

【例】
・お喜びのことと拝察いたします
・ご健勝のことと拝察いたします

拝察(はいさつ)の使い方

健太
最近、先生の体調が悪そうだよね。
ともこ
拝察するに、疲れていらっしゃるんだと思うわ。
健太
先生はしばらく休んだ方が良いよ。
ともこ
先生の心労の原因は健太くんの素行の悪さだと思うわ。

拝察(はいさつ)の例文

  1. 皆様の胸中拝察申し上げます。
  2. 旦那様の悲しみはいかばかりかと拝察いたします。
  3. 特別な事情がおありのことと拝察いたします
  4. 皆様におかれましてはご多忙のことと拝察申し上げます。
  5. すでに御覧済みかと拝察いたします