【二字熟語】
反骨
「叛骨」とも書く。
【読み方】
はんこつ
【意味】
権威・権力・時代風潮などに逆らう気骨。
【語源・由来】
「反」は「はねかえる。はねかえす。」
「骨」は「人がら。気質。」
【類義語】
気概、胆力、根性、肝っ玉
反骨(はんこつ)の使い方
ロックの精神と反骨精神は通じるものがあるよね。
真面目で従順なロック歌手ってあんまりみかけないわよね。
思春期の反骨を持ったまま大人になったような人が多いよね。
だから、年を取ると売れなくなる人が多いのね。反骨精神が無くなって丸くなるから。
反骨(はんこつ)の例文
- 反骨精神をもって高みへと挑戦し続ける。
- 故障などで二軍落ちしていたが、一軍にはい上がってきた彼の反骨心に期待したい。
- 小京都と呼ばれ、京と江戸に対する反骨とプライドを歴史的に培い保持してきた。
- 文学というものは常に現実に満足せざるところから出発し、いわば現実と常識咢に対する反骨をもって柱とし、より高き理想をもって屋根とする。(坂口安吾、咢堂小論)
- 彼は、父のような反骨無頼の政治家になれるだろうか。
「反骨精神」とは?
「反骨」を用いた表現の一つに「反骨精神(はんこつせいしん)」があります。
「反骨精神」の「精神」は、「人間のこころ。また、その知的な働き。」という意味です。
「反骨精神」とは、権威・権力・時代風潮などに逆らう気骨のこころをいいます。
【例文】
- 第1次田舎暮らしブームには、全共闘世代のヒッピー精神や反骨精神が背景にあったと考えられている。
- 若い時から権威や上司に媚びない性格で反骨精神が強かった。
- 彼には、圧力に屈さず自分の信念を貫く反骨精神がある。