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「判明」の意味と使い方や例文!「発覚」「確認」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
判明

【読み方】
はんめい

【意味】
①明らかになること。はっきりとわかること。
②論理学で、概念の内包が明確なこと。

【語源・由来】
「判」は「はっきり見分ける。」
「明」は「事がはっきりしている。」

【類義語】
解明、発見、発覚、氷解

【対義語】
隠蔽、不詳、不明

判明(はんめい)の使い方

健太
公園に、殺人と見られるご遺体が発見されたんだって。
ともこ
身元は判明しているの?
健太
性別すら分からないんだって。
ともこ
ご遺体がひどい状態ということなのね。

判明(はんめい)の例文

  1. 調査の結果、驚きの事実が判明しました。
  2. その鳥の病気は、人に感染しうることが判明しました。
  3. その計画は、実行不可能だということが判明した。
  4. その報道が誤報であることが判明しました。
  5. 選挙の結果は11時頃には判明するでしょう。

「判明」と「発覚」「確認」との違いは?

判明」に似ている語に「発覚(はっかく)」「確認(かくにん)」があります。

「判明」と「発覚」の違いは?

発覚」は、隠していた悪事・陰謀などが明るみに出ることをいいます。

判明」も「発覚」も、明らかになることをいいます。

しかし「発覚」は、意図的に隠していたことが明らかになることに対してのみ使われる点が違います。

対して「判明」は、幅広く明らかになることに対して使われます。

「判明」と「確認」の違いは?

確認」は、
①はっきり認めること。また、そうであることをはっきりたしかめること。
②特定の事実や法律関係の存否について争いや疑いのあるとき、これを判断・認定する行為。当選者の決定など。

という意味です。

判明」は、明らかになることをいいます。

対して「確認」は、はっきりと認めること、確かめることをいうので意味が違います。

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