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「反面」の意味と使い方や例文!「反面教師」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
反面

【読み方】
はんめん

【意味】
① 反対の面。反対の方面。
②(副詞的に用いて)他の面から見る場合。他面。

【語源・由来】
「反」は「逆の事をする。対立する。逆。」
「面」は「向いている方・側。向き。」

【類義語】
一方で

【対義語】
両面、一面

反面(はんめん)の使い方

健太
インターネットは、便利な反面危険なところもあるよね
ともこ
使い方を注意しないとトラブルに巻き込まれるわ。
健太
簡単で便利な反面、トラブル回避のために学び続けないといけないんだね。
ともこ
自分を守るためだから必要な事よね。

反面(はんめん)の例文

  1. 彼は、陽気な反面、涙もろいところがあります。
  2. 明るい彼の反面に、このようは冷酷な面があったんだ。
  3. 日頃大人しい彼女にも意外な反面があることを知れてよかったよ。
  4. 子供の結婚は、嬉しい反面寂しい。
  5. 健太くんは、誰にでも優しい反面、わがままなところもある。

「反面教師」とは?

反面」を用いた表現の一つに「反面教師(はんめんきょうし)」があります。

反面教師」は、第二次世界大戦後、中国から来た語で、見習い学ぶべきではないものとして、悪い手本・見本となる事柄・人物のことをいいます。

【例文】

  1. 自分の両親を反面教師にすれば出世することができるだろう。
  2. 彼をまねてはいけない、反面教師にするべきだ。
  3. 良い先生にあたればラッキー、悪い先生にあたれば反面教師にすればいい。