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「拝聴」の意味と使い方や例文!「拝聴させていただく」は二重敬語?(類義語)

【二字熟語】
拝聴

【読み方】
はいちょう

【意味】
聴くことの謙譲語。

【語源・由来】
「拝」は「自分の動作に添える謙譲語。」

【類義語】
傾聴、謹聴

「拝聴させていただく」は二重敬語?

拝聴」は、主に「拝聴させていただく」という言い方で使われますが、「拝聴させていただく」は二重敬語で誤用です。

拝聴させていただく」の「拝聴」は「聞く」の謙譲語です。「いただく」は「もらう」の謙譲語です。

このため「拝聴させていただく」は二重敬語になります。

ビジネスの場面で二重敬語を使うと、厳しい人の場合信頼を損ねることになりかねません。なので、「拝聴します」と言い換えると良いでしょう。

拝聴(はいちょう)の使い方

ともこ
健太くん。この本おもしろいわよ。
健太
物語じゃなくて作家の日記なの?
ともこ
そうなの。この日記を読んでいると、作家先生の話を拝聴しているような気分になるのよ。
健太
へえ。読んでみるよ。

拝聴(はいちょう)の例文

  1. 御高説を拝聴する。
  2. その問題についてご意見を拝聴したい。
  3. お話、ありがたく拝聴しました。
  4. この大学に来たお蔭で、偉大な先生方の話を拝聴することが出来た。
  5. 後学のため話だけでも拝聴して帰ろう。
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