【二字熟語】
僻地
【読み方】
へきち
【意味】
①都会から遠、へんぴな土地。僻陬 (へきすう) 。
②自分の住む土地の謙譲語。
【語源・由来】
「僻」は「場所が中央から離れている。」
「地」は「一定の土地。場所。」
【類義語】
辺地、辺境、辺鄙、田舎
【対義語】
僻陬
僻地(へきち)の使い方
なんで健太くんは、東京からこんな僻地に引っ越してきたの?
兄さんの喘息の治療のためだよ。
お兄さんがよくなったら東京に帰るの?
家族みんながこの土地を気に入ったから永住しそうだよ。
僻地(へきち)の例文
- 交通や通信条件が悪く、諸条件に恵まれない地域における学校教育を僻地教育といいます。
- 片道2時間かけて、僻地の学校に通っています。
- 人事異動で、僻地の支所に飛ばされることになりました。
- ここは、新聞が一日遅れて届くような僻地です。
- 僻地なので、人口よりも熊の方が多いかもしれません。
悪い意味で失礼な表現?
「僻地」は、都会から遠い、交通の便が悪いところを表す言葉です。
また、自分の住む土地をへりくだっていう言葉でもあるので良い意味とは言えません。
「ここは僻地ですね」と相手にいうと失礼になるので、人口が少ないことを表す「過疎地」や、「自然豊かな土地」などの表現を使った方が良いでしょう。