姉妹サイト「ことわざ・慣用句の百科事典」はこちら

「平凡」の意味と使い方や例文!「普通」「凡庸」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
平凡

【読み方】
へいぼん

【意味】
これといったすぐれた特色もなく、ごくあたりまえなこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「平」は「特別の事のないこと。ふだん。普通。」
「凡」は「ありふれた。なみ。ふつうの。」

【類義語】
ありきたり、並、凡俗、俗

【対義語】
非凡

平凡(へいぼん)の使い方

ともこ
健太くん。映画はおもしろかった?
健太
平凡陳腐なトリックだったから寝そうになってしまったよ。
ともこ
探偵もののトリックは出尽くした感があるわよね。
健太
斬新なトリックの映画が見たいな。

平凡(へいぼん)の例文

  1. これからは、平凡に暮らしたいと願っています。
  2. 健太くんは、何よりも平凡を愛しています。
  3. 平凡で退屈だった毎日が、ともこちゃんの登場で大きく変わった。
  4. この作品は、平凡な発想でつまらないですね。
  5. 僕は平凡な高校生でしたが、大学デビューしまsた。

「平凡」と「普通」「凡庸」との違いは?

平凡」に似ている語に「普通(ふつう)」「凡庸(ぼんよう)」があります。

「平凡」と「普通」の違いは?

普通」とは、

1⃣[名・形動]特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。
2⃣[副]
①たいてい。通常。一般に。
②(「に」を伴って)俗に、とても。

という意味です。

平凡」も「普通」も、ごくあたりまえという意味があります。

しかし「普通」は、「たいてい。通常。一般に。」、「俗に、とても。」という意味で使われる点が違います。

「平凡」と「凡庸」との違いは?

凡庸」は、「平凡でとりえのないこと。また、その人や、そのさま。」という意味です。

平凡」も「凡庸」も、特別の事のないことをいい、ほぼ同じ意味です。