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「偏愛」の意味と使い方や例文!「偏愛的」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
偏愛

【読み方】
へんあい

【意味】
ある物や人だけをかたよって愛すること。また、その愛情。

【語源・由来】
「偏」は「本筋や中心からそれている。かたよる。」
「愛」は「あいする。かわいがる。いつくしむ。」

【類義語】
偏好

【対義語】
博愛

偏愛(へんあい)の使い方

ともこ
健太くんはお兄ちゃんと仲が悪いの?
健太
両親が、兄さんを偏愛するから僕としては面白くないよね。
ともこ
そりゃそうね。
健太
兄さんが悪いわけではないってわかっているんだけど、納得いかないよね。

偏愛(へんあい)の例文

  1. ともこちゃんはからい食べ物を偏愛している。
  2. 有名女優の多くがこの化粧水を偏愛しているそうだ。
  3. チーズを偏愛する人が勧めるチーズケーキは間違いない。
  4. 偏愛している末娘を跡継ぎにする
  5. 父は車の中でもビートルを偏愛している。

「偏愛的」とは?

偏愛」を用いた語の一つに「偏愛的」があります。

偏愛的」は、名詞「偏愛」が接尾辞「」が付き形容動詞化した「偏愛的だ」の連体形です。

偏愛的」は、偏って愛する性質を有するという意味です。

【例文】

  1. 偏愛的音楽トークを繰り広げた。
  2. 偏愛的趣味を持つ人が集まって、トークに花が咲いた。