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「鞭撻」の意味と使い方や例文!「ご指導ご鞭撻」とは?(類義語)

【二字熟語】
鞭撻

【読み方】
べんたつ

【意味】
①むちでうつこと。処罰して戒めること。
②いましめはげますこと。督励。

【語源・由来】
「鞭」「撻」ともに「むち。むちうつ。」

【類義語】
督励

「ご指導ご鞭撻」とは?

鞭撻」は、学校やビジネスの場面で「ご指導ご鞭撻」という形で使われます。

ご指導ご鞭撻」の「指導」は、目的に向かって教えみちびくことをいいます。

指導」と「鞭撻」に接頭語の「」を冠して丁寧にした語が「ご指導ご鞭撻」です。

一般的に「ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。」という文で、指導者や目上の人に対して使います。未熟な自分をこれからもどんどん教え導いてくださいという意味です。

また、「ご指導ご鞭撻」は、目上の人に対して「ご指導ご鞭撻を賜り、まことにありがとうございました。」というように感謝の気持ちを伝える時にも使うことができます。

ご指導ご鞭撻」は目上の人に対して使う語であることを理解し注意しましょう。

鞭撻(べんたつ)の使い方

健太
オリンピックで活躍した選手が引退を表明したんだって。
ともこ
ニュースで見たわ。「現役は終わりますが、これからも競技には携わって行きますので、引き続きご指導ご鞭撻の程宜しくお願いします。」って丁寧に挨拶してたわよね。
健太
あれだけすごい成績を残したのに、謙虚な姿勢だよね。
ともこ
謙虚な彼に指導してもらえる選手たちは幸せね。

鞭撻(べんたつ)の例文

  1. 今後とも、よろしくご鞭撻ください。
  2. 何分にも未熟な二人でございますが、今度ともよろしくご指導ご鞭撻下さいますようお願い申し上げます。
  3. 皆さま方には人生の先輩として、よろしくご指導ご鞭撻のほどをお願いいたしますと頭を下げた。
  4. 短い期間ですが、どうぞご指導ご鞭撻よろしくお願い致します。
  5. 恩師の協力と鞭撻があったからこそ、完成させることができた。