閾値の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
閾値
【読み方】
いきち
【意味】
①ある反応を起こさせる、最低の刺激量。しきいち。
②生体の感覚に興奮を生じさせるために必要な刺激の最小値。しきいち。
ああ、それはつまり、何かが動き出すための「スタートライン」みたいなもんやな。
例えば、ランナーが走り出すためには「スタートの合図」が必要やろ?それと同じで、何か反応を起こすためには最低限の「刺激」が要るってことやな。これが感じることにも当てはまるんや、感じ取るための最小の「刺激」もこの閾値やな。
【語源・由来】
「閾」は「門の敷居。内と外の境界。しきり。範囲。」
【類義語】
境目、限界、境界、最小限
閾値(いきち)の解説
カンタン!解説
「閾値」っていう言葉は、ふたつの意味があるんだよ。
1つ目はね、あることが起こるために必要な最小の量やレベルのことを指すんだ。例えば、明るさを感じるためにはある程度の光が必要だよね。その「ある程度」っていう最低限必要な量が「閾値」なんだよ。
2つ目は、私たちの身体が何かを感じるために必要な最小の刺激のことを言うんだ。例えば、足の裏をチクッと刺すくらいの力じゃ、痛みを感じないかもしれないけど、もっと強く刺したら、痛みを感じるよね。その、痛みを感じるために必要な最小の力、つまり「ちょうど痛みを感じ始める力」が「閾値」なんだ。
だから、「閾値」っていうのは、何かが起きたり、感じるために必要な最低限の量や力のことを表しているんだよね。
閾値(いきち)の使い方
健太くん。何だかイライラしているわね。
僕の大好きな女の子が、学校一のイケメンと歩いていたんだ。
それで嫉妬が閾値を超えて、怒りに変わったわけね。
僕もイケメンに生まれたかったよ。
閾値(いきち)の例文
- 電圧が閾値に達する。
- 健太くんは苦痛閾値が低い。
- 閾値以下の摂取量では、毒性は現れない。
- 能力の違いによって区別するが、明確な閾値があるわけではない。
- 痛みの閾値や範囲は人それぞれで、他人には理解できない。
これは生物が感じ取る刺激に対しても同じで、何かを感じるために必要な最小限の刺激量も「閾値」と呼ぶんだ。