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「心配」の意味と使い方や例文!「不安」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
心配

【読み方】
しんぱい

【意味】
①物事の先行きなどを気にして、心を悩ますこと。また、そのさま。気がかり。
②気にかけてめんどうをみること。世話をすること。

【語源・由来】
「心」は「こころ。精神。」
「配」は「注意を行き届かせる。」

【類義語】
気掛かり、不安

【対義語】
安らぎ、安泰、安心

心配(しんぱい)の使い方

健太
ともこちゃん、無事でよかったよ。
ともこ
心配かけたわね。
健太
ともこちゃんが泊っているホテルで火災が起きたって聞いて心配したんだから。
ともこ
消防士さんが助けてくれたの。ありがたいわよね。

心配(しんぱい)の例文

  1. 心配で夜も眠れない。
  2. 親に心配をかけた。
  3. 雨が心配だから傘を持っていく。
  4. 老後の生活の心配をする。
  5. 僕のことなら心配はいらない。

「心配」と「不安」の違いは?

心配」に似ている語に「不安(ふあん)」があります。

不安」は、「気がかりで落ち着かないこと。心配なこと。また、そのさま。」という意味です。

心配」も「不安」も、「何か悪いことが起こらないかと考え、心が落ち着かないこと。」という意味です。

しかし「心配」は、現在または未来を気にすることで、その気にする事柄の範囲は「不安」より広いです。

また「心配」は、「食事の心配をしてくれた」のように、気づかいの意味でも使われますが「不安」にその意味はありません。

さらに「不安」は、漠然と悪いことが起こるのではないかと気になることに使いますが、「心配」は、そのような使い方はしません。