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「実行」の意味と使い方や例文!「有言実行」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
実行

【読み方】
じっこう

【意味】
①実際に行うこと。
②刑法で、故意をもって犯罪を構成する要件にあたる行為を行うこと。

【語源・由来】
「実」は「そらごとでない。本当。本当の事柄。」
「行」は「おこなう。おこない。」

【類義語】
実施、執行、実践、挙行、履行、する、遂行

【対義語】
停止、中止、計画、方策

実行(じっこう)の使い方

健太
結果を出すためにはどうすればいいのかな。
ともこ
OODA Loopを使うと良いわよ。
健太
それ何?
ともこ
戦略を考えるときに使われるフレームワークよ。観察(Observe)、状況判断(Orient)、意思決定(Decide)、実行(Act)を繰り返すの。便利よ。

実行(じっこう)の例文

  1. 公約を実行する政治家は少ない。
  2. 計画を実行に移す。
  3. 文化祭実行委員会に入る。
  4. 健太くんは不言実行の男だ。
  5. 彼は口先だけで実行が伴っていない。

「有言実行」とは?

実行」を用いた四字熟語に「有言実行(ゆうげんじっこう)」があります。

「有言」は、口に出すこと。ことばにすること。

有言実行」とは、「不言実行」からつくられた語で、発言したことを責任をもって実践することをいいます。

強い意志のもと、言ったことは必ず守るという場合、意志が弱いため、あえて他人に宣言することで、自分を追い込み事を成し遂げるという場合とがあります。

【対義語】
・不言実行(ふげんじっこう)