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「随所」の意味と使い方や例文!「各所」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
随所

【読み方】
ずいしょ

【意味】
いたる所。どこにも。

【語源・由来】
「随」は「成り行きにまかせる。」
「所」は「ところ。ありか。」

【類義語】
あちこち

随所(ずいしょ)の使い方

健太
トリエンナーレが始まったね。
ともこ
街の随所に芸術作品が展示してあって楽しいわよね。
健太
街全体が美術館みたいで贅沢な空間だよね。
ともこ
毎年やってくれればいいのにな。

随所(ずいしょ)の例文

  1. 熊野では、御神木のような杉の巨木が随所に見られる。
  2. 新型車両は、随所にこだわりが見られる。
  3. その物件は、風水を参考にしたとみられる設計が随所に確認できた。
  4. そのコラボカフェには、随所にキャラクターのモチーフがある。
  5. 確認作業を怠ったようで、随所に誤植が見られる。

「随所」と「各所」の違いは?

随所」に似ている語に「各所(かくしょ)」があります。

各所」とは、「それぞれのところ。いたるところ。」という意味です。

随所」も「各所」も、いたるところという意味で使われます。

しかし「各所」の「」には、おのおの、それぞれという意味があり、「各所」に、それぞれのところという意味がある点が「随所」と違います。