【二字熟語】
自署
【読み方】
じしょ
【意味】
自分で自分の氏名を書き記すこと。また、その署名。
【語源・由来】
「自」は「みずから。自分の。自分で。」
「署」は「しるす。書き記す。」
【類義語】
署名、サイン、自筆、肉筆
【対義語】
代署
自署(じしょ)の使い方
ここの野菜は、農家さんの自署のラベルが貼られていて、地場産って感じで良いね。
生産者の顔写真も貼ってあるから、作った人が見えるって安心よね。
しかも安いんだ。
最高じゃないの。
自署(じしょ)の例文
- 契約書に自署してください。
- 被害者の自署だという証拠はない。
- その本には、自署の奥書があり、加えて花押が記されています。
- この悪筆は、明らかに健太くんの自署です。
- 作家の自署かどうか筆跡鑑定に出そう。
「自署」と「記名押印」の違いは?
「自署」に似ている語に「記名押印(きめいおういん)」があります。
「記名押印」は、文書に自分の氏名を、自筆以外の印刷、ゴム印などの方法でしるし、印章を押すこと。
という意味です。
「記名」は「名前を書くこと」、「押印」は「印判を押すこと」をいいます。
「自署」は、自分で自分の名前を手書きすることをいいます。対して「記名押印」は、自筆以外の方法で氏名を記入し、印鑑を押すことをいう点が違います。
言葉の意味から考えると、「自署」は「記名」の中に含まれることになります。
しかし、一般的に書類を書く際には、「自署」は自分自身による手書き、「記名」は自筆以外の方法で名前を書くことと区別されます。