【二字熟語】
叙情
「抒情」とも書く。
【読み方】
じょじょう
【意味】
自分の感情を述べ表すこと。
【語源・由来】
「叙」は「のべる。」
「情」は「物事に感じて起こる心の動き。気持ち。」
【類義語】
情緒、自叙
叙情(じょじょう)の使い方
ショパンは叙情的な作風が特徴だね。
そうね。私は月光が好きよ。
ピアノの詩人ともいわれているよね。
ピアノの表現様式を幅広く開拓した偉大な人物よ。
叙情(じょじょう)の例文
- 若い頃彼は、よく叙情詩を書いていた。
- 是れ逍遙子が所謂自然を宗とする世相派と理想を宗とする叙情派とに通へり。(森鴎外 、柵草紙の山房論文)
- どの人物の言行にも、はっきりと片づいた動機づけをすることができない。それが作の世界全体に叙情的な色調を与えるゆえんなのであろう。(和辻哲郎、藤村の個性)
- 七・七が叙情に適するというよりは五・七・五・七・七が叙情に適しているのである。(高浜虚子、俳句への道)
- アコースティックギターの音色は叙情的だ。
「叙情的」とは?
「叙情」を用いた表現の一つに「叙情的(じょじょうてき)」があります。
「叙情的」とは、「叙情」に接尾辞「的」が付いた語で、感情豊かで情緒的なさまという意味です。
【例文】
- 叙情的な雰囲気のポスターにひかれて、その映画を見てみることにした。
- 彼が作る曲は叙情的なものが多い。