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「熟慮」の意味と使い方や例文!「熟慮断行」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
熟慮

【読み方】
じゅくりょ

【意味】
よくよく考えること。十分に思いめぐらすこと。熟考。

【語源・由来】
「熟」は「よくよく。つらつら。くわしく。」「慮」は「おもんぱかる。思いめぐらす。考える。」という意味。このことから「熟慮」は「よくよく考えること」という意味。

【類義語】
思いめぐらす、思案、考慮、考え抜く

【対義語】
浅慮、短慮

「熟慮断行」とは?

熟慮」を用いた表現に「熟慮断行」があります。

熟慮」は、深く考えること。
断行」は、反対や危険を顧みず、行動に移ること。

熟慮断行」とは、「よくよく考えたうえで思い切って実行すること。」という意味です。

【例文】

  1. 熟慮断行することが必要だ。
  2. 熟慮断行の人。

熟慮(じゅくりょ)の使い方

健太
もうすぐ卒業式だけど、その前に告白した方がいいかな。
ともこ
告白しないで後悔するのと、告白して振られて後悔するのと、どちらが嫌か熟慮して決めた方がいいわよ。
健太
それは振られることが前提で話をしているのかな。
ともこ
当然でしょう?

熟慮(じゅくりょ)の例文

  1. 熟慮して決断を下す。
  2. ともこちゃんは熟慮断行という言葉がぴったりな万事の処理の仕方。
  3. 健太くんは浅はかなので、熟慮してこの結論に至ったわけではないと思う。
  4. こんな大事なこと熟慮して決めるべきだ。
  5. 熟慮した結果新車を購入することにした。