【二字熟語】
純粋
【読み方】
じゅんすい
【意味】
①まじりけのないこと。雑多なものがまじっていないこと。また、そのさま。
②邪念や私欲のないこと。気持ちに打算や掛け引きのないこと。また、そのさま。
③そのことだけをいちずに行うこと。ひたむきなこと。また、そのさま。
④哲学で、外的、偶然的なものを含まず、それ自体の内的な普遍性・必然性をさす。
⑤学問で、応用を考えず理論だけを追究する分野。純粋数学・純粋法学など。
【語源・由来】
「純」は「まじり気がない。飾らない。けがれがない。もっぱら。」
「粋」は「まじりけがない。」
【類義語】
純潔、正直、素直、廉潔、純真、純情、無垢、単純
【対義語】
不純、邪、邪心、邪念、卑劣、煩悩、混在
純粋(じゅんすい)の使い方
ともこちゃんほど純粋な人は見たことがないよ。
小さい子はみんな純粋よ。
大きくなった人にはほとんどいないよ。
絶滅危惧種として大事にしてもらわないといけないわね。
純粋(じゅんすい)の例文
- 純粋に学問的立場から発言しました。
- 健太くんは純粋な若者です。
- ビーカーに純粋な水が入っています。
- 純粋な好意でしたことです。
- 動機が不純ではなく純粋ならいいんです。
「純粋無垢」とは?
「純粋」を用いた四字熟語に「純粋無垢(じゅんすいむく)」があります。
「純粋無垢」とは、「清らかでまじりけがないこと。雑多なけがれがまじっていないこと。また、その様子。」という意味です。
【例文】
- 健太くんは、純粋無垢で天真爛漫だ。
- 赤ちゃんは純粋無垢で、本当に天使のようだ。
- 純真無垢だからこそ、子供は時に残酷だ。