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「紳士」の意味と使い方や例文!「紳士協定」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
紳士

【読み方】
しんし

【意味】
①上流社会の人。
②上品で礼儀正しく、教養の高いりっぱな男性。ジェントルマン。
③成人の男性。

【語源・由来】
搢紳 (しんしん) の士の意。

【類義語】
ジェントルマン

【対義語】
淑女、婦人

紳士(しんし)の使い方

健太
この辺りには、高級紳士服店が多いね。
ともこ
歩いている人も紳士や淑女が多いわ。
健太
僕たち浮いてない?
ともこ
本物の紳士は私たちの身分なんか気にしないわ。

紳士(しんし)の例文

  1. 紳士服売り場にいます。
  2. 彼は、とても紳士的な態度でした。
  3. 健太くんの紳士的なふるまいは、人々の尊敬を集めています。
  4. 服装も態度も紳士そのものだった。
  5. 紳士から声をかけられました。

「紳士協定」とは?

紳士」を用いた語の一つに「紳士協定(しんしきょうてい)」があります。

紳士協定」とは、「国家または団体・個人の間で、互いに相手を信頼して公式手続きを踏まずに取り決めた約束。紳士協約。」という意味です。

英語のgentlemen’s agreementの訳です。「協定」は、話し合って決めること。約束。

【類義語】
・一諾千金(いちだくせんきん)

紳士協約」の一つに、アメリカへの日本人移民の数を制限する日米紳士協約があります。1908年(明治41年)日本政府がアメリカ政府に対し好意的に交付した覚書に基づきます。