【二字熟語】
潤沢
【読み方】
じゅんたく
【意味】
①つや。うるおい。
②物資や利益が豊富にあること。十分ゆとりのあること。
③恩恵を施すこと。
【語源・由来】
「潤」は「うるおい。めぐみ。」
「沢」は「使った後まで残る。」
【類義語】
豊富、贅沢
【対義語】
欠乏、枯渇、払底
潤沢(じゅんたく)の使い方
この神社はきれいね。
建て替えたばかりらしいよ。
潤沢な経費があるのね。
経営が苦しい神社が多い中で、この神社は健全経営をしているんだね。
潤沢(じゅんたく)の例文
- 研究資金は潤沢にあったので困ることは無かった。
- この国には潤沢な資源が眠っている。
- 食料がいつまでも潤沢にあるわけではないことを知るべきだ。
- 大手は広告費が潤沢にあるが、中小は同じようにはいかない。
- 邦画にはハリウッドのような潤沢な予算がないが良作が多い。
「潤沢」と「豊富」の違いは?
「潤沢」に似ている語に「豊富(ほうふ)」があります。
「豊富」とは、「ゆたかに富むこと。ゆたかにあること。たっぷりとあること。」という意味です。
「潤沢」は、物が「豊富」にあることをいい、意味が通じる点があります。
しかし「豊富」は、十分にたくさんあることをいいます。
対して「潤沢」は、「豊富」よりもさらに多く、あまるほどあることをいいます。
また「潤沢」は、物資や利益の量の多さを表す語ですが、「豊富」は、「豊富な知識」「経験豊富」のように、幅広い用途で使われます。