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「受理」の意味と使い方や例文!「受領」「承認」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
受理

【読み方】
じゅり

【意味】
願書・訴状・辞表などを受け付けること。

【語源・由来】
「受」は「うける。うけとる。もらう。」
「理」は「おさめる。」

【類義語】
受け取る、領収、受領、査収、収受、接受、受納

【対義語】
却下

受理(じゅり)の使い方

健太
父さんの遺産を相続することになったんだけど、そうすると父さんの負債も相続することになるんだ。
ともこ
負債の方が大きいの?
健太
そうなんだ。
ともこ
じゃあ、相続放棄の申述書を提出して裁判所に受理してもらった方がいいと思うわ。

受理(じゅり)の例文

  1. 届け出を受理する。
  2. 健太くんの辞表が受理された。
  3. 婚姻届けを受理する。
  4. 申請の受理を拒否する。
  5. 論文は受理されなかった。

「受理」と「受領」や「承認」の違いは?

受理」に似ている語に「受領」や「承認」があります。

「受理」と「受領」の違い

受領」の意味は

①受けおさめること。受けること。領収。(例:受領書。)
②江戸時代。優秀と認められた職人や芸人が、国名を付した一種の官位を名乗ることを許されること。

をいいます。

受理」は願書・訴状・辞表などを受け付けることいいます。対して「受領」は、「受領しました。」という表現で物や金銭などを確かに受け取ったという意味を表すという違いがあります。

「受理」と「承認」の違い

承認」の意味は

①正当または事実・真実と認めること。(例:事実として承認する。)
②申し出をききいれること。(例:辞職を承認する。)
③国家・政府・交戦団体などについて、外国がその国際法上の地位を認めること。

ということです。

受理」は「辞表を受理する。」というように願書・訴状・辞表などを受け付けることいいます。対して「承認」は「辞表を承認する。」というように、申し出をききいれることをいい、意味が異なります。

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