快挙の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
快挙
【読み方】
かいきょ
【意味】
胸のすくような、すばらしい行為。痛快な行動。
感動するような、ワクワクするようなことをやったら、それを「快挙」って言うんやね。みんなが見て、これはすごいわ!って思うようなことやな。
【語源・由来】
「快」は「すばらしい。気持ちがよい。胸のすくような感じ。」
「挙」は「ふるまい。身のこなし。」
【類義語】
壮挙、美挙、義挙
【対義語】
愚挙、暴挙、愚行
快挙(かいきょ)の解説
「快挙」っていう言葉は、すごくすばらしい、みんながびっくりするような行動や達成のことを言うんだよ。
スポーツ選手が新しい記録を立てたり、学生が全国模試でトップの点数を取ったり、誰もが成功するとは思わなかったプロジェクトを成功させたりすること、そういったことを「快挙」と呼ぶんだ。
たとえば、町のマラソン大会で、過去最速のタイムを出して優勝したとすると、それは「前例のない快挙」と言えるんだ。「前例のない」っていうのは、今までにない、誰もやったことがない、っていう意味だよ。
だから「前例のない快挙」とは、今まで誰も達成したことがない、とてもすごい行動や成果を指すんだ。これは、その事柄がどれだけ難しく、特別であるかを強調するための表現だよ。
こんな感じで、「快挙」っていう言葉は、特別で驚くべき達成や行動を表するための言葉なんだ。
快挙(かいきょ)の使い方
快挙(かいきょ)の例文
- 健太くんの快挙をたたえる。
- 御年70歳でエベレスト登頂とは快挙だ。
- 五連覇という快挙を成し遂げる。
- 歴史上の快挙だ。
- ピアノの世界最難関として知られるコンクールでの快挙をたたえた。
快挙の文学作品などの用例
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・・・片岡鉄兵の「綾里村快挙録」などは、歴史のなかにおける個人の関係を・・・ 宮本百合子「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
「快挙」と「偉業」の違いを解説
「快挙」に似ている語に「偉業(いぎょう)」があります。
「偉業」は、「偉大な事業。すぐれた仕事。」という意味です。
「快挙」は、胸のすくようなすばらしい行為をいいます。
対して「偉業」は、偉大な事業をいうので意味が違います。
一方、「偉業」は偉大な事業や、非常にすぐれた仕事のことを言うんだ。
それに対して、「偉業」は、すごい仕事を成し遂げることやな。つまり、「快挙」は一瞬の活躍みたいなもんで、「偉業」は長い間の努力が実を結んで成し遂げるすごいことなんやな。ちゃんと違いがわかったわ。ありがとう、博士!
つまり、非常にすばらしく、感動的なことを達成したときに使われる言葉なんだよ。