介入の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
介入
【読み方】
かいにゅう
【意味】
当事者以外の者が入り込むこと。争いやもめごとなどの間に入って干渉すること。
ええと、それはつまり、自分とは関係ないけど、他の人たちの問題や争いに、ちょっとひと肌脱ぐってことやな。
要は、他人のことに首を突っ込むようなことやで。でも、それがいいことなのか、あかんことなのかは、場面や状況によるやろうな。
【語源・由来】
「介」は「間に入ってとりもつ。」
「入」は「ある区域や範囲の中にはいる。」
【類義語】
関与、横槍、干渉
【対義語】
傍観、座視、様子見、静観、ノータッチ
介入(かいにゅう)の解説
カンタン!解説
「介入」という言葉は、外から人や組織がある状況や問題に深く関わってきたり、それに干渉したりすることを指す言葉なんだよ。具体的には、自分の関係ないことに、自分の意志や考えを持ち込むことも「介入」と言えるよ。
例えば、2人がケンカをしているとき、そのケンカに全く関係ない第三者が、そのケンカを止めるためや、自分の考えを伝えるために間に入ることも「介入」と言えるんだ。
また、国や地域のことを考えると、ひとつの国が内政の問題や戦争などで困っているとき、他の国がその問題を解決するため、あるいは自国の利益のためにその問題に関与したりすることも「介入」と呼ばれるんだよ。
「国際紛争に介入する」というのは、ある国が他国の問題や紛争に関与し、その問題を解決するためや、自国の利益を守るため、あるいは国際的な平和や安全を確保するために行動を起こすことを指しているんだ。
このように、「介入」はただの関与や関心を超えて、積極的に何かをする、あるいは変えるような行動を意味することが多いんだよ。
介入(かいにゅう)の使い方
アメリカが、あの国の紛争に介入したらしいよ。
平和的解決ができればいいのだけど。
介入したからには、犠牲者を一人も出さずに解決してほしいね。
世界一の経済大国であり軍事国であるアメリカにがんばってもらいたいわね。
介入(かいにゅう)の例文
- 近所のトラブルに介入したら、とばっちりをくらってしまった。
- 民事不介入の原則から、虐待をゼロにすることはできずにいる。
- 政府が為替介入したが、ドラスティックな変化は無かった。
- 両チームのサポーターが試合後衝突し、警察が介入する事態になりました。
- 余計なお世話と煙たがられないか、どこまで介入してよいか判断が難しい。
介入の文学作品などの用例
- ・・・機会としてイギリスが介入しようとしたが、それは国際法で侵略として・・・ 宮本百合子「戦争はわたしたちからすべてを奪う」
いい意味?
「介入」は、問題や事件などに、本来の当事者でない者が強引に関わることをいうので、いい意味とは言えません。
「武力介入」「軍事介入」のように、強引に一国の主権を侵害することをいう時に使われることがあるため、良いイメージはありません。
特に、他の人たちの間の問題や争いに、自分が入って何かをすることを言うんだ。