「快方」の意味と使い方や例文！「快方に向かう」とは？（類義語・対義語）

快方の読み方・意味とは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
快方

【読み方】
かいほう

【意味】
病気や傷がだんだん治ってくること。

「快方」という言葉は、病気や傷が徐々に良くなって、治ってきている状態を表すんだよ。

ああ、つまり「病気が治りかけて、元気になってきてる」って感じやな。

怪我したり、体調悪くても、ちゃんと治療したり休んだりすれば、元気になるってことやね。それを「快方」というんやな。なるほどな、これは覚えておくわ！

【語源・由来】
「快」は「病気がよくなる。」
「方」は「起点から上下左右などに向かう直線の向き。」

【類義語】
回復、快復、治癒

【対義語】
悪化

快方（かいほう）の解説

カンタン！解説

「快方」とは、病気や怪我が良くなる過程やその方向を示す言葉だよ。

実際に病院で「快方に向かっている」と医者から言われると、患者や家族は安心するよね。それは、この言葉が「回復が進んでいる」「もうすぐ元の健康な状態に戻れる」という意味を持っているからだよ。

「病状が快方に向かう」っていうのは、病気の状態が良くなっているときに使う言葉だね。たとえば、風邪をひいて熱が出ていたけど、薬を飲んで休養をとったら、だんだん熱が下がってきた。このときに「病状が快方に向かっている」と言えるんだ。また、大きな手術を受けたあと、手術の傷や痛みが少しずつなくなってきた場面でも、この言葉を使うことができるよ。

ちなみに、この言葉は元々の漢字の意味を見ると、「快」は「すばやい」や「気持ちの良い」という意味があり、「方」は「方向」や「方法」といった意味があるんだ。だから、「快方」という言葉の直訳をすると「良くなる方向」みたいな感じになるんだよ。

要するに、「快方」とは「回復の道を歩んでいる」という状態を表す言葉なんだね。

快方（かいほう）の使い方

入院していたお兄さんは、快方に向かっているの？

来週退院するんだよ。

それは良かったわね。

病院食には飽きたって、退院の日を心待ちにしているよ。

快方（かいほう）の例文

1. 復帰までどれ程の時間がかかるのかは分からないが、快方が望まれます。
2. 一時集中治療室で治療を受けるまでに悪化したが、その後快方に向かった。
3. 膝の具合が奇跡的に快方に向かったため、リハビリをした後、もう一度走ることができるといわれました。
4. ともこちゃんの支えがあったおかげで、健太くんの精神状態は快方に向かった。
5. 快方に向かったといっても、全快はしていない。

快方の文学作品などの用例

1. ･･･諸々の仏神に甚太夫の快方を祈願した。病人も夜長の枕元に薬を煮る煙･･･ 芥川竜之介「或敵打の話」

2. ･･･日に日に快方に向っている。　三日まえ、私は、用事があって新橋へ行･･･ 太宰治「秋風記」

3. ･･･にしたがってしだいに快方に向った。しまいには上草履を穿いて広い廊･･･ 夏目漱石「変な音」

「快方に向かう」とは？

「快方」は、「快方に向かう」という表現で使われることが多いです。

「快方に向かう」とは、怪我や病気がだんだんと癒えて快復してくることをいいます。

「快方に向かう」という表現は、怪我や病気が少しずつ良くなって、健康に近づいてくることを示すんだよ。

ああ、それはつまり、病気や怪我をしてたけど、だんだんと元気になってきてるってことやな。

なんか、風邪引いてたけど、薬飲んで寝てたら段々と元気になってきた、みたいな感じかな。

【例文】

1. 認知症は快方に向かうことがほとんどない。
2. 快方に向かっていることを自身のインスタで公表しました。
3. 睡眠の質を改善することで、快方に向かう例は多い。