開始の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
開始
【読み方】
かいし
【意味】
始めること。また、始まること。
何か新しいことをスタートする時や、イベントやパーティーが始まる時に、この「開始」って言葉を使うんやな。始まる感じが伝わるわ~。
【語源・由来】
「開」は「物事を始める。始まる。」
「始」は「はじめる。はじまる。」
【類義語】
幕開き、開幕
【対義語】
終了、締切、終息、終結、中止
開始(かいし)の解説
「開始」という言葉は、何かを「始める」時や、何かが「始まる」ことを表す言葉だよ。”開”っていう字は「ひらく」って意味で、”始”っていう字は「はじめる」って意味だから、この二つの字が合わさって「開始」っていう言葉ができているんだ。
たとえば、学校で先生が「テストを開始します」と言う時、それはテストが始まる時間を告げるときに使われる表現なんだ。スポーツの試合が始まる時にも「試合開始!」というアナウンスがあるよね。
「交渉を開始する」は、交渉を始めることを意味しているんだ。「試合開始」はスポーツやゲームなどの試合がスタートすることを示しているよ。
また、開始の反対語は「終了」で、これは何かが終わることを意味しているんだ。例えば、遊びの時間が終わって、勉強を始める時間になったら、「遊びの時間終了、勉強開始!」って言うことができるね。
つまり、「開始」は「スタート」や「始める」という感じで使われることが多いんだよ。日常の生活の中でも、「仕事を開始する」とか「学校が開始する」といった感じで、始めることや、始まることを表すのに使われることがたくさんあるよ!
開始(かいし)の使い方
開始(かいし)の例文
- 作業を開始する。
- 審査開始は10時です。
- 試合開始まで入念にウォーミングアップをする。
- 操業を開始する。
- デジタル放送が開始し、ブラウン管テレビが姿を消した。
開始の文学作品などの用例
「開始」と「着手」「実施」の違いを解説
「開始」に似ている語に「着手(ちゃくしゅ)」「実施(じっし)」があります。
「開始」と「着手」の違いは?
「着手」は、
①ある仕事に手をつけること。とりかかること。
②(「著手」とも書く)刑法で、犯罪の遂行に直接関係のある行為にとりかかること。
③囲碁・将棋などで、石を置いたり駒を動かしたりすること。手 (て) 。
という意味です。
「開始」は、幅広く、物事を始めることをいいます。
対して「着手」は、「開始」と似たような意味で使われますが、「内閣改造に着手する」のように、事業や研究などにとりかかることをいいます。
また「着手」には、「試合開始」のような「始まる」という意味がありません。
一方、「着手」というのは、ある仕事やタスクに具体的に手をつけて始めることを指すよ。例えば、プロジェクトに着手するとか、新しい仕事に手をつける時に使う言葉だ。また、特定の文脈では「著手」とも書き、犯罪に関連する行為を指すこともあるし、囲碁や将棋では具体的な手を指すんだ。
対して、「着手」は具体的に何かを手で始めるってニュアンスがあるんやな。特定の文脈や状況での使い方も違うんやね。これ、面白いな!
「開始」と「実施」の違いは?
「実施」は、法律・計画などを実際に行うことをいいます。
「開始」は、物事を始めることをいいます。
対して「実施」は、行動に移すことをいうので意味が違います。
一方、「実施」というのは、あらかじめ決められた法律や計画を実際に実行する、実行に移すことを指すんだ。例えば、新しい制度を実施する、ある計画を具体的に進行させるというときに使われる言葉だよ。
「実施」はもっと「実行」や「実行に移す」という具体的な行動を伴う感じなんやな。計画や考えたことをちゃんと動きに変えるときに使うんやね。