格納の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
格納
【読み方】
かくのう
【意味】
物を一定の場所に納め入れること。
散らかってるものを、ちゃんと定められた場所に戻すってことやねんね。
【語源・由来】
「格」は「止める。固定する。」
「納」は「おさめる。しまいこむ。」
【類義語】
収納、撤収
格納(かくのう)の解説
「格納」という言葉は、物をちゃんとした場所にしまったり、保管したりすることを表す言葉なんだよ。
例えば、おもちゃを遊んだ後、そのおもちゃ箱に戻してしまうことも、おもちゃを「格納する」という風に使うことができるんだ。でも、この言葉は普段、もっと大きなものや専門的な場面で使われることが多いよ。
「航空機を格納する」というのは、飛行機を特別に作られた建物、つまりハンガーという場所に保管することを指しているんだ。ハンガーは、飛行機を天候の影響から守ったり、メンテナンスをするための場所として使われることが多いよ。
だから、「格納」という言葉は、物をきちんとした場所にしまうこと、特に大きな物や専門的なものを適切な場所に保管することを意味しているんだね。
格納(かくのう)の使い方
格納(かくのう)の例文
- 健太くんは、銃を兵庫に格納しに行きました。
- 計算機のメモリーにデータを格納しました。
- 航空機の格納庫で、格納された飛行機の修理をしています。
- この車の三列目のシートは格納することができます。
- 原子炉格納容器の内部をロボットで調査する。
「格納」と「保管」「保存」の違いを解説
「格納」に似ている語に「保管(ほかん)」「保存(ほぞん)」があります。
「格納」と「保管」の違いは?
「保管」は、物品を預かって、傷つけたり失ったりしないように保存・管理することをいいます。
「格納」も「保管」も、物をある場所に納めることをいいます。
しかし「格納」は、「格納庫」のように、飛行機や銃など機械的なものを納めることをいうことが多いです。
対して「保管」は、保存・管理することをいい、主に、文書など機械的なものではないものに対して使われます。
一方で「保管」は、物品を大切に保存・管理することを強調する言葉だ。それは、物が傷ついたり、紛失したりしないようにするための行為だよ。
それに比べて、「保管」は、ものを大事に保つことやな。たとえば、大切な書類を安全な場所にしまっておく、とか。これは「ただ置く」んやなくて、「大事に守る」という意味が強いんやな。ありがと、これでクリアになったわ!
「格納」と「保存」の違いは?
「保存」は、そのままの状態に保っておくことをいいます。
「格納」は、納めることをいいます。
対して「保存」は、その状態を保ちとっておくことをいうので意味が違います。
一方「保存」は、何かの状態や質を変わらないように保ち続けることを意味する。たとえば、食品を冷蔵庫に入れて腐らせないようにする、写真やデータを長期間安全に保つといった感じだよ。
「保存」は、ものや状態をそのまま保っておくことやな。ジャムを冷蔵庫に入れて、色や味を変えへんようにする、とか。要するに、「状態を変えへんように保つ」ってことやな。