隔絶の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
隔絶
【読み方】
かくぜつ
【意味】
かけ離れていること。遠くへだたっていること。
大阪と東京みたいに、距離が遠い場所や、全く違う考えの人とかを指して使うんやな。違いを強調するときに、この言葉がピッタリやな。
【語源・由来】
「隔」は「へだてる。へだたる。はなす。はなれる。」
「絶」は「へだたる。遠くはなれる。」
【類義語】
遠隔、乖離、遠心、格差、懸絶、程遠い
【対義語】
緊密、接近、密接、隣接
隔絶(かくぜつ)の解説
「隔絶」という言葉は、物事や人々がとても遠くに離れていること、または関連性やつながりが全くないことを表す言葉なんだよ。
例えば、僕たちが普段の生活で見かけるものや感じることと、宇宙の彼方の星や銀河はとても遠く離れているし、関連性もわからないから、「隔絶している」と言えるんだよね。また、友達や家族との関係がとても良好なときと、トラブルがあってお互いに連絡も取らなくなってしまったときとでは、その関係性は「隔絶している」と言えるようになるんだ。
この言葉には「かけ離れていること」や「遠くへだたっていること」という意味があるから、「社会から隔絶した存在」では、社会とはまったく違う、または社会から離れている存在、つまり、社会の中でのつながりや関連性が薄い存在を表しているんだよ。
だから、「隔絶」という言葉は、二つの物事や人々の間に大きな距離や差があるときや、関連性やつながりが全くない状態を指す表現なんだね。
隔絶(かくぜつ)の使い方
隔絶(かくぜつ)の例文
- 彼は文明社会から隔絶された場所に住んでいるので、なかなか連絡が取れない。
- この島国は、海によって大陸から隔絶され独自の文化を築き上げた。
- 裏通りにあるこのカフェは、表通りの喧騒から隔絶された感のある静けさです。
- 彼らの間には越えがたい隔絶が横たわっています。
- 世間とは隔絶された閉鎖的な社会で生きてきました。
隔絶の文学作品などの用例
「隔絶感」とは?
「隔絶」を用いた表現の一つに「隔絶感(かくぜつかん)」があります。
「隔絶感」の「感」とは、「物事に接して生ずる心の動き。感じ。」という意味です。
「隔絶感」とは、かけ離れている感じという意味です。
例えば、二つの物事や感情がとても異なる時や、近づくことが難しいと感じる時に用いられる言葉だよ。
たとえば、スターの人と自分とか、遠い未来のこととか、そんなんに使うのがぴったりやな。
【例文】
- このホテルは、都心にありながら隔絶感やリゾート感を味わうことが可能です。
- 庶民の私がお嬢様学校に入学し、隔絶感や孤独感が常につきまとう学生生活だった。
物理的な距離だけでなく、考え方や感じ方の違いなど、あるものとの間に大きなギャップがあるときにも使うことができるんだ。