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曲尺の読み方!「かねじゃく」と「きょくしゃく」正しいのは?

曲尺の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「曲尺」があります。

問題

Q「曲尺」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

曲尺の読み方
  1. 「かねじゃく」
  2. 「きょくしゃく」
  3. 「かねじゃく」と「きょくしゃく」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「曲尺」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「曲尺」の読み方は、「かねじゃく」?「きょくしゃく」?

読み方

曲尺の正しい読み方は、「かねじゃく」「きょくしゃく」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「曲」の音読みには「キョク」があり、訓読みには「ま(がる)」「ま(げる)」「くま」「くせ」「まが」「かね」があります。一方、「尺」の音読みには「シャク」「セキ」、訓読みには「さし」「ものさし」などがあります。

曲尺の読み方は「かねじゃく」「きょくしゃく」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。

正解は、③の「かねじゃく」と「きょくしゃく」の両方です。

広辞苑には「かねじゃく」「きょくしゃく」の両方の項目があり、「かねじゃく」の項目には「金属で造るからいう」とあります。他にも曲尺には「まがりがね」「まがりじゃく」の読み方があります。

「曲尺」の意味は、「かねじゃく」も「きょくしゃく」も同じ

意味

曲尺の意味は「大工が使う、直角に曲がった金属製のものさし」です。

「曲」には「まがる」「折れ曲がる」の意味があります。一方、「尺」には「尺貫法の長さの単位」や「ものさし」「長さ」の意味があります。

曲尺を用いた例文には「曲尺で寸法を取る」「曲尺には表目と裏目がある」があります。

まとめ

まとめ
  • 曲尺の読み方は、「かねじゃく」「きょくしゃく」のどちらも正しい。
  • 曲尺は「直角に曲がった金属製のものさし」を意味する。