完勝の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
完勝
【読み方】
かんしょう
【意味】
一方的に勝つこと。完全な勝利。
相手が何もできへんくらい、すごく強く勝つことやろ。これは、サッカーとかで5-0や6-0みたいなスコアで勝ったら、完勝っていうんやな。
【語源・由来】
「完」は「すっかり。全く。」
「勝」は「相手を負かす。かつ。」
【類義語】
圧勝、快勝、大勝、無配、楽勝
【対義語】
完敗
完勝(かんしょう)の解説
「完勝」という言葉は、とても強くて、相手に対して一方的に勝つことを表す言葉なんだよ。
例えばね、サッカーゲームで、片方のチームがもう片方のチームにたくさんのゴールを決めて、大きな点差で勝ったときに、そのチームは「完勝した」と言えるんだ。つまり、相手チームに対して明確な上手さや力の差を示し、疑いの余地なく勝利を手にした状態を指すんだよ。
「大差をつけて完勝する」というのは、相手よりもはるかに上手く、大きな差をつけて勝ったということ。これは、勝ち方がとてもはっきりしていて、誰が見ても「このチームや人が勝者だ」と認めざるを得ない状態を示しているんだ。逆に「完敗」という言葉があるんだけど、これは「完勝」の逆で、完全に負けてしまったことを意味するよ。
だから、「完勝」という言葉は、大きな成功や力の差を示すときに使われる、完全な勝利を意味する表現なんだね。
完勝(かんしょう)の使い方
完勝(かんしょう)の例文
- 緒戦で完勝する。
- 完勝で決勝戦を飾る。
- 結びの一番は横綱の完勝だった。
- 彼女は強敵に完勝した。
- ともこちゃんは、選挙で完勝した。
「完勝」と「圧勝」の違いを解説
「完勝」に似ている語に「圧勝(あっしょう)」があります。
「圧勝」は、「競技・選挙などで、他を大きく引き離して一方的に勝つこと。また、そのような勝ち方。」という意味です。
「完勝」も「圧勝」も、一方的に勝つことをいいます。
ほぼ同じ意味ですが、「圧勝」は、圧倒的な強さで勝つ、「完勝」は、完全な勝利をいい、「完勝」のほうが「圧勝」よりも強いです。
一方「圧勝」は、競技や選挙などで、相手との間に大きな差をつけて圧倒的に勝つこと、またそのような勝ち方を指しているんだよ。
一方の「圧勝」は、ポイントとか得票数で見て、すごい大きな差で勝つことを言うんやな。どっちもぶっちぎる勝ち方やけど、少し違うんやな。