渇望の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
渇望
【読み方】
かつぼう
【意味】
のどが渇いたとき水を欲するように、心から望むこと。切望。熱望。
本当に、どうしても欲しいって心から思うことやねんな。う~ん、気持ちわかるわ。それくらいの思いを込めた言葉やな。
【語源・由来】
「渇」は「激しく欲しがる。」
「望」は「まちのぞむ。願う。のぞみ。」
【類義語】
切望、熱望
【対義語】
堪能
渇望(かつぼう)の解説
「渇望」という言葉は、とても強く何かを欲しいと感じることを意味するんだよ。
考えてみて。夏の暑い日に外で長時間遊んだ後、のどがすごく渇いて水を飲みたいと思うこと、あるよね?それと同じような感じで、心から、とても強く何かを欲しいと思うことを「渇望」というんだ。
例えば、会社がすごく頼りになる優秀な人を探しているとき。会社はそのような人を強く欲しいと感じていることを「優秀な人材を渇望する」と言うことができるよ。これは、会社が本当にその人を探していて、手に入れたいと心から思っていることを示しているんだ。
他にも、学校でテストの前に、良い成績を取りたいと思う生徒は「テストの成功を渇望する」と言えるし、映画や音楽のファンが待ち望んでいる新作を心待ちにすることも「渇望」と言えるよ。
つまり、「渇望」は、心の底から、とても強く何かを欲しいと感じることを表す言葉なんだ。何かを手に入れたい、達成したいと強く感じるときにこの言葉を使うことができるんだよ。
渇望(かつぼう)の使い方
渇望(かつぼう)の例文
- 私たちは平和を渇望する。
- 名声を渇望する。
- カリスマ性があるリーダーの出現を渇望している。
- 部長の座を渇望している。
- 世の女性の多くは永遠の若さを渇望している。
渇望の文学作品などの用例
「渇望」と「切望」の違いを解説
「渇望」に似ている語に「切望(せつぼう)」があります。
「切望」は、心から強く望むことをいいます。
「渇望」も「切望」も強く望むことをいいます。
「切望」は、切実に望むこと、「渇望」は、のどが乾いて水を欲するように強く望むことをいいます。
「渇望」の方が、「切望」よりも望む度合いが強いです。
それに対して、「切望」は、心から強く望むことという一般的な表現で、強く願っている様子を示すんだよ。
一方の「切望」は、すごく欲しいって思うけど、生死にかかわるほどではない感じ。どっちもすごく欲しいんやけど、「渇望」の方がもっと激しい気持ちやね。
他に「切望」や「熱望」とも言ったりするね。