軽微の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
軽微
【読み方】
けいび
【意味】
程度がわずかであること。多く、予想・推定より軽い場合に用いる。
たとえば、何かが壊れた時に「大したことないわ、ちょっとしたことや」と言うような感じやな。大げさに考える必要ないことを言う時に使うんやね。
【語源・由来】
「軽」は「程度が小さい。」
「微」は「ほんの少し。わずか。」
【類義語】
微々、些細、軽度、微弱
【対義語】
甚大、重大、深刻
軽微(けいび)の解説
「軽微」という言葉は、何かの程度や影響がすごく小さい、または重要でないことを示す言葉なんだよ。特に、何かが予想や考えよりも少なかったり、軽かったりするときに使うんだ。
たとえばね、もし誰かが「軽微な損害で済んだ」と言ったら、それは「予想していたよりも損害が小さかった」ということ。例えば、大きな台風が来たけど、家にはちょっとした傷がついただけで、大きな修理が必要ない場合とか、そういうことを指すんだ。大惨事になるかと思ったけど、実際はそんなにひどくなかった、というわけ。
また、「軽微な不満はすぐに解消された」の場合は、「ちょっとした不満があったけど、それがすぐになくなった」という意味だね。これは、たとえば学校での小さなトラブルや家庭での小さな問題など、大きなことではない小さな問題がすぐに解決されたということを表しているんだ。
だから、「軽微」という言葉は、何かが予想や推定よりも少ない、または軽いという意味で使われるんだね。
軽微(けいび)の使い方
軽微(けいび)の例文
- 船体の損傷は軽微だと思われていたが、浸水するほど深刻なものだった。
- 軽微な傷でも腐食の原因になるので直した方がいい。
- 計画の軽微な変更を行う。
- 地震の被害は、揺れのわりに驚くほど被害が軽微だった。
- 今まで鹿による農作物への被害は軽微だったが、近年無視できないレベルになった。
軽微の文学作品などの用例
「軽微」と「軽易」の違いを解説
「軽微」に似ている語に「軽易(けいい)」があります。
「軽易」は、
①てがるなこと。平易なこと。
②あなどり軽んずること。
という意味です。
「軽微」は、被害・損害などの程度がわずかであることをいいます。
対して「軽易」は、てがるなこと、あなどり軽んずることをいうので意味が違います。
一方で、「軽易」には二つの意味があって、一つ目は何かが簡単で手軽なこと。二つ目は、何かを簡単に考えて、それを軽んじるという意味があるんだ。
それに対して、「軽易」は「これ、簡単にできるで!」って感じの、なんかサクッとできるようなことと、「あ、これ大したことないやろ」って物事をあんまり真剣に考えへんことやな。なるほど、似てるようで全然ちゃうな。「軽微」はちょっとしたこと、「軽易」は簡単にできることと、なめてかかることっってわけやね。
特に、何かを予想したり推測した時に、実際は思ったよりもずっと小さかったり、影響が軽かったりする場合に使われる言葉なんだよ。