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「不足」の意味と使い方や例文!「役不足」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
不足

【読み方】
ふそく

【意味】
①足りないこと。十分でないこと。また、その箇所や、そのさま。
②満足でないこと。また、そのさま。不満。

【語源・由来】
「不」は「否定を表す語。…しない。…でない。」
「足」は「十分にある。たりる。また、そのようにする。たす。」

【類義語】
欠損、欠品、紛失、欠如、不全、欠乏、不備、匱乏、欠ける、欠落

【対義語】
過剰、余剰、余分、充足

不足(ふそく)の使い方

ともこ
健太くん。ため息をついてどうしたの?何が不足なの?
健太
今の生活に不足は無いよ。ただ、何となくアンニュイなだけだよ。
ともこ
ああ。思春期特有の症状ってやつね。
健太
きっとそれだね。

不足(ふそく)の例文

  1. 健太くんならば、相手にとって不足はない。
  2. 健太くんは、経験の不足を努力で補いました。
  3. 我が社は、慢性的な技術者不足で悩んでいます。
  4. 全国的な雨不足で、農作物への影響が懸念されています。
  5. 資金不足で研究を続けることができなくなった。

「役不足」とは?

不足」を用いた表現の一つに「役不足(やくぶそく)」があります。

役不足」は、
①俳優などが割り当てられた役に不満を抱くこと。
②力量に比べて、役目が不相応に軽いこと。また、そのさま。

という意味です。

誤って、力不足の意に用いることがあるので注意しましょう。

【例文】

  1. 彼の有能さを考えると、この仕事は、彼には役不足なのではないだろうか。
  2. 彼が課長補佐では役不足の感がある。
  3. こんな簡単な仕事は、彼には役不足で失礼だ。
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