軽侮の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
軽侮
【読み方】
けいぶ
【意味】
軽んじあなどること。人を見下してばかにすること。
みんなちゃんと価値があるのに、それを認めへんで馬鹿にするんはアカンってことや。そんなんせんと、みんなを大切にしような。
【語源・由来】
「軽」は「かろんじる。見さげる。」
「侮」は「ばかにする。あなどる。」
【類義語】
蔑視、侮蔑
【対義語】
崇拝
軽侮(けいぶ)の解説
「軽侮」という言葉はね、他の人を小さく見たり、馬鹿にしたりすることを意味しているんだよ。つまり、他人を軽く見て、その価値を低く評価することなんだ。
例えば、「軽侮の念」という言葉は、他人を小さく見たり、馬鹿にしたりする感情や態度を示しているんだ。「念」というのは、心の中に抱く考えや気持ちを表しているから、「軽侮の念」とは、誰かを見下すような心の状態を指しているんだよ。
また、「必ず相敵して互に軽侮せざるを得ずと雖ども」〈福沢・文明論之概略〉という文章は、人々が競争の中ではお互いを軽んじる、つまり相手を見下すような気持ちを持たざるを得ない状況を表しているんだ。要するに、競争が激しいときには自然と他人を見下してしまうようなことが起こるっていうことを示しているんだよ。
だから、「軽侮」という言葉は、人を見下すこと、つまり他人を低く見ることや馬鹿にすることを意味しているんだね。
軽侮(けいぶ)の使い方
軽侮(けいぶ)の例文
- 健太くんを軽侮の目で見る。
- 自分より若輩とみて軽侮する。
- 健太くんに対して軽侮の念を抱く。
- ともこちゃんは彼女の前では、軽侮の色を露骨に表した。
- 健太くんは周囲の人間を軽侮している所があった。
軽侮の文学作品などの用例
「軽侮」と「軽蔑」との違いを解説
「軽侮」に似ている語に「軽蔑(けいべつ)」があります。
「軽蔑」は「いやしいもの、劣ったものなどとみなして、ばかにすること。さげすむこと。」という意味です。
「軽侮」と「軽蔑」は、「ばかにすること。さげすむこと。」という意味が同じです。
しかし、「軽侮」は、「軽蔑」よりさげすむ度合いが軽い点が異なります。さらに、「軽侮」は文語的であるのに対して、「軽蔑」は日常会話で一般的に使われます。
一方で、「軽蔑」という言葉は、人をいやしいものや劣っているものと見なして、全く価値がないように扱うことを言うんだ。この場合は、ただ軽んじるだけじゃなくて、もっと強く否定的な感情を含んでいるよ。
でも、「軽蔑」はもっとキツイやつや。こっちは「お前なんか最低や!」って思って、全く相手にしないみたいな感じか。軽んじるのもアカンけど、軽蔑するのはもっとアカンねんな。ちょっと違うけど、どっちも人を見下すことやから、気をつけなアカンな。
つまり、他の人をバカにしたり、その価値をちゃんと認めない態度のことを言うんだよ。