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「憤怒」の意味と使い方や例文!「激怒」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
憤怒

「忿怒」とも書く。

【読み方】
ふんぬ

【意味】
ひどく怒ること。ふんど。

【語源・由来】
「憤」は「いきどおる。はげしく腹を立てる。」
「怒」は「おこる。いかる。いきどおる。」

【類義語】
激怒、激高

【対義語】
寛容、柔和

憤怒(ふんぬ)の使い方

ともこ
健太くん。憤怒で顔が真っ赤よ。
健太
そりゃあ、怒りで頭が狂いそうだからね。
ともこ
怒髪衝天って感じね。ちょっとは落ち着きなさいよ。
健太
落ち着けるわけがないじゃないか。

憤怒(ふんぬ)の例文

  1. ともこちゃんは憤怒の形相をしていた。
  2. 健太くんは憤怒に燃えていた。
  3. 憤怒に我を忘れているようだった。
  4. プライドが傷ついたともこちゃんの憤怒は一層激しくなった。
  5. ともこちゃんの表情に憤怒の色はなかった。

「憤怒」と「激怒」の違いは?

憤怒」に似ている語に「激怒」があります。

激怒」は「はげしく怒ること。また、その怒り。」をいいます。

どちらも怒るという意味ですが、「激怒」は「普段怒る態度よりも激しい状態」を表すのに対し、「憤怒」は「今にもつかみかかりそうな勢いで怒る状態」を表します。

憤怒」の方が「激怒」よりもさらに怒りの度合いが激しいといえます。