啓蒙の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
啓蒙
【読み方】
けいもう
【意味】
無知蒙昧な状態を啓発して教え導くこと。
何もしらん状態から、勉強していろいろなことを覚えることやねんな。みんなで知識を共有することで、もっと賢くなれるってわけや。
【語源・由来】
「啓」は「ひらく。」
「蒙」は「くらい。」
【類義語】
開化、教化、教育、啓発
【対義語】
愚昧、暗愚、愚蒙
啓蒙(けいもう)の解説
「啓蒙」という言葉はね、人が何も知らないか、理解していない状態から、その人たちに新しい知識や考え方を教えて、分かるようにすることを意味しているんだよ。
たとえば、「大衆を啓蒙する」という言葉は、たくさんの人たちに新しいことを教えたり、わかりやすく説明して、みんながそのことをよく理解できるように助けることを表しているんだよ。例えば、学校の先生が授業で難しい数学の問題を、みんなが理解できるように優しく説明してくれるのも、啓蒙の一つの例だね。
また、「啓蒙書」という言葉は、本や書籍のことで、その本が読む人に新しい知識を教えたり、何かを学ばせたりする目的で書かれたものを指すんだ。図書館で見つけた科学の本が、宇宙について詳しく書かれていて、読んでいるうちにいろいろな新しいことを学べるとしたら、それも啓蒙書の一例だね。
だから、「啓蒙」という言葉は、人が何かを学んだり理解したりするために、教えたり、導いたりすることを意味しているんだよ。
啓蒙(けいもう)の使い方
啓蒙(けいもう)の例文
- 盲導犬についての啓蒙、普及のために講演会を重ねている。
- この薬物乱用に関するパンフレットは、とても啓蒙的だ。
- テレビはラジオより啓蒙する力があることにヒトラーは気が付き利用した。
- 福沢諭吉は、民衆を啓蒙するために学問をすすめた。
- セミナー等の啓蒙の機会を設けているため、日本の選手のドーピングは皆無だ。
啓蒙の文学作品などの用例
「啓蒙活動」とは?
「啓蒙」を用いた四字熟語に「啓蒙活動(けいもうかつどう)」があります。
「啓蒙活動」とは、「民衆や一般人に知識を授け、無知蒙昧な状態を切り開かせようとする活動。 多くは言論活動の形をとる。」という意味です。
この活動は、話し合いや議論、文章を書くことなど、言葉を使った方法で行われることが多いんだよ。
新聞やテレビで色々な話をして、みんなが知らんかったことを教えてくれるようなもんやろ。そうやって、人々がもっと色々なことを理解できるようにするんやな。
【例文】
- 世間の理解を深めるために啓蒙活動を行っている。
- 渋滞は追い越し車線から始まりますという啓蒙活動が浸透し、無駄な車線変更が減り渋滞が減った。
- 作家の生活を守るために、著作権侵害行為に対する啓蒙活動に取り組んでいる。
要するに、知識がない人に教えて分かるようにするということなんだ。