見学の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
見学
【読み方】
けんがく
【意味】
①実際のありさまを見て知識を広めること。
②体調などの都合で、体育実技などを実際に行わないで、見て学ぶこと。
二つめは、体育の時に自分は体調不良で参加できへんけど、他の人がやってるのを見て学ぶ、そういうことやな。これは、どっちも見るってことが大事やな。
【語源・由来】
「見」は「みる。みえる。」
「学」は「まなぶ。」
【類義語】
見物、視察、観覧
見学(けんがく)の解説
「見学」という言葉はね、大きく分けて2つの意味があるんだよ。
まず、1つ目の意味は、「実際の場所や物事を自分の目で見て、そのことについてもっと知識を得ること」なんだ。例えば、「裁判所を見学する」とか「社会見学」という言葉があるでしょ? これは、学校の授業の一環として、裁判所に行って、実際に裁判がどう進むかを見たり、社会のいろんな場所に行って、そこで働いている人の仕事を見たりすることを意味しているんだ。こうすることで、本で読むだけじゃわからない実際の様子を学ぶことができるんだよ。
そして、2つ目の意味は、「体調などの理由で、スポーツや体育の授業などの実際の活動に参加せず、それをただ見て学ぶこと」なんだ。たとえば、「風邪のため水泳を見学する」という時、これは風邪を引いている子が、水泳の授業には参加せず、プールの横で他の子たちが泳ぐ様子を見ていることを言うんだ。こういう時、その子は実際に泳がないけど、他の子たちがどうやって泳いでいるかを見て、その方法や技術を学ぶことができるんだよ。
だから、「見学」という言葉は、実際の場所や活動を直接見ることで、そのことについて学んだり、理解を深めたりするという意味なんだ。
見学(けんがく)の使い方
見学(けんがく)の例文
- 住宅展示場に見学に行く。
- 史跡を見学する。
- 国会議事堂には多くの学生が見学に来る。
- ブドウ園に見学に行った。
- 博物館の見学は今回が初めてです。
見学の文学作品などの用例
「見学」と「視察」の違いを解説
「見学」に似ている語に「視察(しさつ)」があります。
「視察」は、現地・現場に行き、その実際のようすを見極めることをいいます。
「見学」は、実際のありさまを見て学ぶことをいうので「視察」と「見学」では見る目的が違います。
一方で、「視察」は、特定の場所や現場に行って、そこで何が行われているのかをしっかりと確認することを指すんだ。例えば、市長が学校を訪れて、学校の環境や設備をチェックするのが「視察」になるよ。
それに対して、「視察」は、特定の場所に行って、どうなってるかをガチで調べるってことか。たとえば、上司が会社の支店に行って、そこの働き方とか状況をチェックするみたいな。おぉ、似てるようでちょっと違うな。見る目的がちゃうんやね。
もう一つの意味として、体調不良などの理由で実際に活動に参加できないときに、行動せずに見ていることで学ぶという意味も含まれているんだよ。