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「柔弱」の意味と使い方や例文!「柔弱は剛強に勝つ」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
柔弱

【読み方】
にゅうじゃく

「じゅうじゃく」とも読む。

【意味】
気力や体質が弱々しいこと。また、そのさま。じゅうじゃく。

【語源・由来】
「柔」は「しなやかで弱い。」
「弱」は「よわい。」

【類義語】
虚弱、頽廃、柔脆

【対義語】
強健、剛健、強固

柔弱(にゅうじゃく)の使い方

健太
こんなに寒いのに、半袖短パンで走り回っている子供がいるよ。
ともこ
子供は柔弱そうに見えて、案外強いわよね。
健太
寒さを感じないのかな。
ともこ
寒さを忘れるくらいに、楽しくてしょうがないんでしょうね。

柔弱(にゅうじゃく)の例文

  1. 健太くんは柔弱な男子です。
  2. 彼は子供の頃は豪傑だったのに、いつの間にか柔弱な男になってしまった。
  3. 柔弱な侍は軽蔑された。
  4. 柔弱で女性的な雰囲気のある男性です。
  5. 柔弱だった健太くんが、たくましい青年に成長した。

「柔弱は剛強に勝つ」とは?

柔弱」を用いた語に「柔弱は剛強に勝つ(じゅうじゃくはごうきょうにかつ)」があります。

弱々しく見えても柔軟性のあるものの方が、力強くても硬直しているものよりも強い、ということをいいます。

「老子」の言葉である、「この世界で水より柔弱ものはないが、どんなに堅強なものでも、水を破壊することはできない。」からです。