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帰依の読み方!「きえ」と「きい」正しいのは?

帰依の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「帰依」があります。

問題

Q「帰依」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

帰依の読み方
  1. 「きえ」
  2. 「きい」
  3. 「きえ」と「きい」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「帰依」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「帰依」の読み方は、「きえ」?「きい」?

読み方

帰依の正しい読み方は、「きえ」「きい」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「依」の音読みには「イ」「エ」があるので、どちらも読めそうです。

しかし、帰依の読み方としては「きえ」が正しく、「きい」は間違いになります。

正解は、①の「きえ」です。

広辞苑には「きえ」の項目はありますが、「きい」はありません。

「帰依」の意味

意味

帰依の意味は「神仏などの教えを信じ、すがること」です。

「帰」には「あるべき所におさまる」「行きつく」「おちつく」の意味があります。また、「依」には「よる」「たよる」「よりかかる」の意味があります。

帰依を用いた例文には「特定の宗派に帰依する」があります。

帰依は、サンスクリット語で敬意を表する「namas(ナマス)」が語源であるとされ、この言葉は仏教では「南無」と表しています。

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まとめ

まとめ
  • 帰依の読み方は「きえ」が正しい。
  • 「きい」と読むのは間違い。
  • 帰依は「神仏などの教えを信じ、すがること」を意味する。