玄人の読み方！「くろうと」と「げんじん」正しいのは？

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「玄人」があります。

Q「玄人」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか？

次の３択から選んでみて下さい。

玄人の読み方

このページでは、悩みやすい「玄人」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「玄人」の読み方は、「くろうと」？「げんじん」？

玄人の正しい読み方は、「くろうと」「げんじん」どちらなのでしょうか。実際に読もうとすると難しいと感じることがあるかもしれませんね。

「玄」の音読みには「ゲン」、訓読みには「くろ」「くろ（い）」があります。また、「人」の音読みには「ジン」「ニン」、訓読みには「ひと」があります。

玄人の読み方は「くろうと」が正しく、「げんじん」は間違いになります。

正解は、①の「くろうと」です。

広辞苑には玄人の読み方として「くろうと」の項目はありますが、「げんじん」はありません。

玄人の意味は「技芸にすぐれ、その道に熟達した人」「芸妓や娼妓などの称」です。

「玄」には「くろい色」や「とおい」のほかに「深い道理」の意味があります。また、「人」には「ひと」「ひとがら」などの意味があります。

玄人は、そのことを専門や職業とし、深い道理をもつほど技芸や知識が豊富であることを意味する言葉であり、玄人の対義語には「素人（しろうと）」があります。

玄人を用いた例文には「玄人はだしの知識と技術をもっている」があります。