喜懼の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
喜懼
【読み方】
きく
【意味】
喜びながら、一方では恐れること。喜びと恐れ。
ああ、わかるわかる。それは、何かいいことがあってテンション上がるけど、同時にちょっと不安や心配もあるってことやな。
うれしいけど、ちょっぴりビビってる感じのことを言うんやね。
【語源・由来】
「喜」は「よろこぶ。よろこび。」
「懼」は「おそれる。おどろく。おじける。つつしむ。」
【類義語】
一喜一憂
喜懼(きく)の解説
カンタン!解説
「喜懼」という言葉は、喜びと同時に恐れや不安を感じることを表す言葉なんだよ。
この言葉は、通常二つの感情、つまり「喜び」と「恐れ」が同時に生じる状況を示しているんだ。たとえば、夢に向かって新しいことに挑戦する時、成功することを喜びつつ、失敗するかもしれないという恐れも同時に感じることがあるよね。そんな時に「喜懼」という感情が生まれるんだ。
「喜懼の念にかられた」というのは、誰かが特定の出来事や状況に直面して、同時に喜びと恐れの感情を強く感じていることを表しているんだよ。例えば、大学の入試の結果が出る日。自分が受かることを強く希望しているから、「喜び」の気持ちがある。でも、もし受かっていなかったらどうしよう、という「恐れ」や不安も同時に感じてしまうよね。このような状況で、「喜懼の念にかられた」と言うことができるんだ。
また、「人間は小事にも喜懼するものだ」というのは、人間って本当に些細なことでも、喜びと恐れの感情を同時に感じやすい、ということを伝えているんだ。簡単に言うと、ちょっとしたことで心が揺れ動く、感情が高まることがあるってことだよ。
だから、「喜懼」という言葉は、人が喜びながらも同時に何かを恐れる、そんな複雑な心情を表しているんだね。
喜懼(きく)の使い方
健太くんは喜んだり恐れたり忙しいわね。
人は、些細なことに喜懼するものだよ。
そうね。どんなことにも動じない人はあまりいないわよね。
でんと構えて動じない人間になりたいね。
喜懼(きく)の例文
- あのころ喜懼した苦労も、今では良い思い出だ。
- 喜懼が入り交じる毎日だ。
- 血圧の数値の変化に喜懼する。
- ともこちゃんの僕に対する発言に喜懼した。
- 株価の上下に喜懼する。
一方でうれしいことがあるけれど、もう一方で何かを心配したり恐れたりする感じなんだ。