僅少の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
僅少
【読み方】
きんしょう
【意味】
ごくわずか。すこしばかり。
たとえば、「このお菓子、もう僅少やから、一人一つだけやで」とか言うときに使うんやな。ほんまにわずかな量のことを言いたいときにピッタリやね。
【語源・由来】
「僅」は「わずか。ほんの少し。」
【類義語】
些少
僅少(きんしょう)の解説
「僅少」という言葉は、本当に少ないことや、とてもわずかなことを意味する言葉なんだよ。
例えば、「僅少の差で勝った」というのは、これは「すごく小さな差」で勝利したことを表しているんだ。例えば、レースでほんのわずかな秒数の差でゴールインしたり、テストの点数が同じクラスの友達と1点だけ違うとか、そういう「ほんとにわずかな違い」で何かが決まったり、変わったりする場合に使うんだ。
また、「僅少な謝礼」というのは、謝礼っていうのは、何かをしてくれた人へのお礼のことだけど、そのお礼がすごく少ないことを強調しているんだ。たとえば、友達が引っ越しを手伝ってくれたのに、お礼としてコーヒー1杯だけをおごるような場合。その「とても少ないお礼」のことを、「僅少な謝礼」と言うんだね。
だから、「僅少」という言葉は、物や量、差などがとても少ないことを強調して表現するときに使うんだね。
僅少(きんしょう)の使い方
僅少(きんしょう)の例文
- 僅少の差で勝った。
- 買っておかないと在庫僅少の商品ですよ。
- 僅少の差で辛くも当選した。
- 残部僅少のためお早めに。
- 僅少な金額でも無駄遣いはいけない。
僅少の文学作品などの用例
「僅少」と「些少」 の違いを解説
「僅少」に似た言葉に「些少」があります。
「些少」は「分量や程度がきわめてわずかであること。すこし。」という意味です。
「僅少」と「些少」は「わずか」という意味は同じですが、「些少」の場合は数量だけでな程度の意味も含み、その点が「僅少」とは異なります。
一方、「些少」というのは、さらにその量や程度が極めて少ないことを意味する。これは、本当に僅か、ほとんどないほどの少なさを強調する言葉だね。
そして、「些少」はもっと極端やね。「この袋、何も入ってへんやろ?」って思ったら、実は粉々のお菓子が少〜し残ってるみたいな、ほとんどないけど、全然ないわけじゃないってことか。うん、なかなか微妙やけど、意味の違いははっきりしてるわ。
つまり、「ごくわずか」や「すこしばかり」という意味があるんだ。