奇才の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
奇才
【読み方】
きさい
【意味】
世にまれな、すぐれた才能。また、その才能の持ち主。
そういう才能を持った人は、他の人とは一味も二味も違うってわけや。う〜ん、この言葉、カッコええな。
【語源・由来】
「奇」は「普通の程度をはるかに超えてすぐれている。」
「才」は「持ち前の能力。」
【類義語】
天才、偉才、鬼才
奇才(きさい)の解説
「奇才」という言葉は、とても珍しい、すごく特別な才能を持っていること、または、そのような才能を持つ人のことを指すんだよ。
例えば、「文壇の奇才」という表現を使うとき、それは文学の世界で、とても特別な才能を持っている人、つまり他の多くの人たちとは違った、非常に独特ですばらしい作品を生み出す人を表しているんだ。この人はただの作家ではなく、その才能や作品で他の人たちとは一線を画している、という意味が含まれているよ。
また、「その奇才千変万化端倪すべからず」というのは、その人の才能がとても多彩で、いろんなことができるし、その才能をちゃんと捉えることは難しいっていうことを言っているんだ。この文の中の「千変万化」という言葉は、色んな形や様子に変わることを示していて、「端倪すべからず」という部分は、その人の才能を完全に理解や評価するのは難しいって意味だよ。
だから、「奇才」という言葉は、ただの才能や能力ではなく、他の人たちとは違った、特別な、そして非常にすぐれた才能やその持ち主を指しているんだね。
奇才(きさい)の使い方
奇才(きさい)の例文
- ともこちゃんは天下の奇才として、幼いころから注目されています。
- 彼には東大卒の奇才という異名がある。
- ともこちゃんは、千年に一人の奇才と期待されています。
- 日本映画界の奇才が描く感動のラブストーリーです。
- 彼は奇才の持ち主だが、才能が人並み外れているからか言動もずれているため弟子ができない。
奇才の文学作品などの用例
「奇才現る」とは?
「奇才」は、「奇才現る(きさいあらわる)」という表現で使われることがあります。
「奇才現る」とは、インターネット上でよく見掛ける表現です。
辞書の意味で考えると、「世にまれな素晴らしい才能の持ち主が現れた」という意味です。
しかし、ここでは褒め言葉ではなく、「普通ではない才能の持ち主が現れた」という意味で使われ、「普通ではない」=「おかしい奴」という半分以上馬鹿にしている表現です。
しかし、インターネット上では、この言葉がちょっと違った使い方で使われていて、「普通では考えられないような変わった才能を持った人が現れた」というニュアンスで使われているんだ。そして、その「変わった才能」とは、しばしば「ちょっと変わった人」という意味で使われることが多いよ。
つまり、「すごい才能!」っていうんとちゃうで、「あれ、この人ちょっと変わってるな」って意味合いで使われてるんやろ?昔の人が聞いたらびっくりするかもしれんな、こんな使い方になってるって。ネットってやっぱり独自の文化があるんやな。
また、そのような特別な才能を持っている人のことも指すんだ。