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「恋路」の意味と使い方や例文!「恋路を応援」(類義語)

恋路の読み方・意味とは?(類義語)

意味

【二字熟語】
恋路

【読み方】
こいじ

【意味】
恋心を通わすことを道にたとえていう語。恋の道。

二字熟語の博士
「恋路」という言葉はね、恋愛の感情や心の動きを一つの道のように表現しているんだよ。

つまり、恋をしている人たちが歩む道、またはその過程を指しているんだ。

助手ねこ
おお、それはつまり「恋をしてる人が進む道」ってことやんな。恋の道って言われても、実際には道があるわけやないけど、二人がお互いに心を通わせるその過程や関係を、まるで一緒に歩いてるような道にたとえてんのやね。

なんかロマンチックやな、恋の道を一緒に歩んでいくっていうのは。

【語源・由来】
恋の道の意。

【類義語】
恋の道

恋路(こいじ)の解説

カンタン!解説
解説

「恋路」という言葉はね、恋をしている人たちが歩む道、つまり恋愛をしている過程のことを言うんだよ。恋心が通じ合っている二人の関係や、恋愛の進展を、まるで一本の道みたいに例えて表現しているんだ。

たとえばね、「人の恋路のじゃまをする」というのは、他人の恋愛の進み方や、その過程を邪魔することを言っているんだよ。恋人たちが仲良く進んでいく道のりに、何かトラブルや問題を起こしてしまうことを表しているんだ。

そして、「袖濡るる恋路とかつは知りながら下り立つ田子のみづからぞ憂き」〈葵・源氏物語〉っていうのは、恋の道のりが時には悲しみや苦しみを伴うこともあることを、美しい言葉で表現しているんだ。恋愛がいつも楽しいわけではなくて、涙を流すこともあるっていう意味が込められているよ。

だから、「恋路」という言葉は、恋愛の過程や、二人の関係が進んでいく道のりを表しているんだね。

恋路(こいじ)の使い方

健太
あそこに友達がいるから声をかけてみるよ。
ともこ
人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んでしまえっていうわよ。
健太
連れがいるようだけど恋仲なの?
ともこ
これから思いを伝える雰囲気だから、邪魔しないで帰りましょう。

恋路(こいじ)の例文

例文
  1. 身分の異なる二人の恋路は試練続きだ。
  2. 僕は人の恋路を邪魔するつもりは無い。
  3. ともこちゃんの恋路は茨の道だが、彼女はそれを楽しんでいる。
  4. 彼らの恋路を親に咎められてしまった。
  5. 自分の恋路の行く先に大きな障害が立ちはだかっている。

恋路の文学作品などの用例

  1. ・・・ありては爪弾の、忍ぶ恋路の音を立つれど、夫は学校の教授たる、職務・・・ 泉鏡花化銀杏

  2. ・・・て、相隔つる遠けれど恋路は千万里も一里とて、このふたりいつしか深・・・ 国木田独歩

  3. ・・・それは雲に梯の及ばぬ恋路みたようなものだから、やはり自分らの・・・ 幸田露伴骨董

「恋路を応援」とは?

恋路」は、「恋路を応援(こいじをおうえん)」という表現で使うことがあります。

恋路を応援」とは、誰かの恋の道を助けたり励ましたりすることをいいます。

二字熟語の博士
「恋路を応援」という表現は、誰かの恋愛を積極的に支援し、その人が恋愛を成功させるために助けたり、勇気づけたりする行為を指しているんだ。

これは、恋する人々の背中を押すことを意味するよ。

助手ねこ
おお、それってなんかいいねぇ。つまり「恋路を応援」ってのは、友達や誰かの恋を「がんばれ~、お前ならできる!」って応援することやんな。

恋愛の応援団みたいなもんやろ?相手に勇気を与えたりして、うまくいくように後押しするわけや。なんか、そういうのって、めっちゃポジティブで素敵やなぁ。恋するって、いいなぁ!

【例文】

  1. 交際が始まる前から、ともこちゃんから恋路を応援されています。
  2. 最初は健太くんの恋路を邪魔していたが、今はその恋路を応援しています。
  3. 恋路を応援していた二人が結婚することになった。