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「公平」の意味と使い方や例文!「平等」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
公平

【読み方】
こうへい

【意味】
すべてのものを同じように扱うこと。判断や処理などが、かたよっていないこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「公」は「かたよらない。」
「平」は「一様で、かたよりがない。」

【類義語】
平等、衡平、公正

【対義語】
不公平、贔屓、偏頗

公平(こうへい)の使い方

健太
母さんは、僕と兄さんを公平に扱ってくれるんだ。
ともこ
意外と兄弟を公平に扱う親って少ないわよね。
健太
僕もそう思ってたんだ。でも、妹が生まれて一変してしまったんだ。
ともこ
末っ子でしかも初の女の子は、公平には扱えないわよね。

公平(こうへい)の例文

  1. じゃんけんなら公平に決めることができるんじゃないかな。
  2. 公平な社会を実現させたいと常々考えている。
  3. バックにどんな大物がいようが公平に接する。
  4. 公平になるよう同じ大きさにケーキを切り分ける。
  5. 知り合いがメンバーにいると、客観性に欠き公平に選ぶことができない。

「公平」と「平等」の違いは?

公平」に似ている語に「平等(びょうどう)」があります。

平等」は、「かたよりや差別がなく、みな等しいこと。また、そのさま。」という意味です。

公平」も「平等」も、偏りのないことをいいます。

公平」は、判断や行動が偏っていないこと、「平等」に扱うことをいいます。

対して「平等」は、差別がないこと、みな等しいことをいいます。